オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

イギリスの大学の話し。ぶっちゃけ話し。いくらかかるの?

2021-09-01 18:22:51 | Weblog

9月3

 

イギリスは新学期スタートです。

大学でも来週早々に開始する学科もあります。

海外からの留学生はイギリス入国と同時に隔離指定があります。(アメリカ、EU除き)

入国予約 (1名2200ポンド支払い)

接種2回

出国PCR検査

イギリス入国 PCR検査→入国書類提出→ホテル隔離

 み・・・道のりが・・・長いっ

 

 入国予約で2200ポンド  た、高すぎるぞ・・

先月まで半額の料金だったのが政府は入国料金を倍に値上げ。ひゃ~~~

ど、何処まで・・・金額が上がるんだよ~~

これだけじゃ終わらん。

NHS絶対加入条件があるので(国営保健)最寄りのGPへ行き手続きを済ませる。(有料)

そして大使館に在住登録(無償)

 

UE以外の諸国からの留学生は「留学生料金」と言うのがあり学費も3倍。

学費3倍+学生寮+生活費+ビザ代。

ど、どんだけ 掛かるんだいっ

イギリスは海外留学生はドル箱です  大学は「ビジネスです」

今年のイギリスは海外からの留学生を徐々に受け入れる方向となりイングランドにある某有名大学2校は、

早速 中国へチャーター機GO 

そりゃ~鴨が葱を背負って来る・・・のですから、大学側がチャーター機用意してもお釣りはザクザクです。

見逃すハズはありません

※1人年間で1千万x200人???いや・・・もっと??? →25億(中国人だけで この金額

これに関しても、一部の話ですからね。 イギリスの大学は世界から学生が集まる事と1つの都市の人数が通うくらい在籍していますから。

「大学生はお金様様なのです」←手もみ。

コロナ禍からロンドンの治安も一層悪化になりターゲットは学生です。※スマフォ

 

イングランドへの大学には学費が掛かります。年間で9000ポンド~。学費は学科に異なります。

スコットランド在住者3年以上はスコットランド国内の大学は無償です。

※税金を納めているか?で学費が異なります。3年以下の在住者でEU以外なら3倍の学費です。

イングランド・ウェールズからの学生は有料です。

スコットランドでは1度目の大学進学は無償ですが、2度目からは有料です。

留年システムはありません。1年間のGAPイヤーです。在籍年数に関しても厳しくなりました。

※大学を辞め他の大学、大学卒業し違う学科で勉強をしたい、大学院へ通いたい。

なので日本の大学の様に在籍して学費を払い出席しない生徒は排除です。

3年間で習得できるはずが6年間掛けて卒業 無いです。

大学は3年間、もしくは4年間と言う期限があります。(特別な許可、病気や怪我を除き)

欧米と日本の大学生との違いはバイト目的で大学へ行く も、無いです。

留学生に関しても週にバイトが出来る時間の規定ルールがあります。

留学生は就労ビザでは無いからです。

 

学費も寮代も前払いです。 必要なお金は生活費だけです。

奨学金も学費+生活費分+3年間分(もしくは4年)の返済は卒業後からの分割です。

我が娘が9月末から始まるロンドン大学の学費は1年間で9000ポンド。

大学寮費は38週で21000ポンド。(←家賃が高い)

1年間での契約では無く長期の休みは加算されない。

(イギリスの大学寮は週払い計算)

後は月々の生活費や備品代などの仕送り費用です。

なので大学進学には1年間で合計400万は掛かります。これが3年間です。

大学院、マスターへ進学は更に学費が上がります。

大学学費には分割方法の支払いはありません。

分割希望者は大学側が提携する金融と学資ローンを組む方法しかありません。

低所得者向けに支援サポートも有りますが大学側の審査がある為に書類、職種、銀行通帳の提出があります。

実際に支援サポートを申し込まれた日本人が降りましたが2人とも共働きで収入がある為に審査から除外。

「共働き」=安定している意味です。

大学は義務教育機関ではないからです。

「お金が無いから大学へ行けない」と言う声を聞きますが、大学は何歳からでも受験して合格すれば通えます。

社会人を経験し働いたお金で学費を納める人も数多いです。

18歳だから大学に行かなきゃって言う思考はイギリスにはありません。

勉強は何時からでも始める事が出来ます。

大学に入れば みなスタートは同じ。

 

人生は 何時でも変える事が出来る。

フランス人ローラ。

フランス人のローラ(5?歳)は画家をしています。 フランス人だから芸術家が多いのかっと思いますよね。

ローラはフランスの高校を卒業しフランスの大学へ進学。卒業後はイギリスのファイナンス学科の進学希望からロンドンの大学院へ進学を決めました。

彼女はフランスの美大へ進学希望をしていたのですが

両親から

「芸術は金にならん美大には行くな」と言われ、美大への進学を諦めました。

マスター(大学院)後はイギリスの金融で働き職場結婚し退職します。

子育てをしながら、彼女は画家になる事が諦められず独自に絵の勉強を始めたのも40過ぎからです。

職場結婚をしたイギリス人のご主人の理解もあり資金面のやりくりはご主人です。

今では展覧会を開くまでの腕前です。

 

弁護士から転職

ママ友3人が元弁護士さんがいます。結婚して子育てをし、手はが慣れて違う道へ進む人です。

イギリス人のジルはインテリア・デザイナーに転職しスイスのホテルの内装を担当し今では独立した会社を持っています。

ホテル担当のインテリア・デザイナーさんって ホテル側の紹介ともある事から豪富の顧客が多いとか。

某有名家具もホテルと契約をしてから顧客が多いと言いますよね。(巧〇塚家具)

雑誌などで取り上げられたり、自分が宿泊して素敵だな~と思うようなインテリは 私も検索してします。

 

元弁護士のインド人のアンジェラは私立校の教師です。担当は歴史です。

何故?教師に転職したのか?

弁護士の仕事は残業も多く 子供達の面倒すら見れないと言います。 

教師だと子供の休みと同時に過ごす事が出来る事から弁護士を辞めました。

 

元弁護士のイギリス人のセーラは精神支援団体を立ち上げた代表者です。

みな、弁護士の資格を持っていますが 人生って どう変わるかなんて誰にも分かりません。

子育て中は弁護士を休職し、復帰したママ友もおりますが忙しさのレベルはマックス状態で家の事は一切手が付けられない状態まで崩壊しています。

ハイスペックを持つ母親であっても家族の犠牲が生じる事は一番嫌がります。

医師免許を持っているママさんもおり、今では専業主婦 って言う人もおります。

なんか・・・

もったいないような・・・話でもありますが家族や子供を優先する方も実は多いんですよね。

 

コロナ禍から変わる思考

ここ2年間の間で医療、IT、科学系への進学が増加しています。

大学院は学科にも寄りますが1~2年待ちです。

イギリス政府では医療、IT、科学系の学科を拡大し資金援助も増やす方向です。

その代わり芸術系に関しては50%削減です。

ファッション大、美大、音大、演劇大、ダンスなど。

削減の理由は将来の重要性に乏しく多くの人材が不要。の意味です。

芸術系が好きな私にとって、未来ある若者への投資をする意味の難しさと厳しさが コロナ後には見えない・・・と政府が判断したんでしょう。

美大や音大を卒業し就職するなら まだ良い方ですがフリーランスにな傾向が多い理由の1つとも言います。

ちょっと厳しく難しい話なのですが、これからも未来も無くなる職業ではありません。

 

ドイツに住むAさんはドイツの大学でマスコミ学科に10年も在籍しています。(←

ドイツは誰でも無償で大学へ行けます。外国人も無償です。

国民の税金からまかなっています。

イギリスも12年前までは大学は無償でした。

皆が大学へ進学するようになり、税金だけでは大学運営の困難から学費を開始。

大学卒業期限がある事から留年は廃止です。留年が決まれば学年を終了するか?退学するか?の選択方法しかありません。 やる気の無い生徒は学費の無駄と排除です。

留年する生徒が大学を続けられるとは思えないのがイギリス大学の判断です。

学費を出すから在籍は認められていません。

大学が無償な時代にはドイツ人のAさんの様なケースも多くおりました。

一度も就職せず永遠の大学生です。無償で運営する国あるあるです。

 

ドイツが教育の学費の壁が無い事から発展途上国の難民がドイツを目指すのです。

独裁国家で暮らしていた人にしたら自由に暮らせ語学の学習は簡単な話しです。

語学を覚えれば大学行け、仕事も出来るのです。 

発展途上国の家族の1人でも大学へ行き就職なら、その家族は生活安定と言います。

家族の生活を助ける事が出来るからです。

欧州の移民、難民の受け入れの理由の背景には単純作業の確保です。

※農家、工場、スーパーマーケット、ウェトレス、掃除、介護施設、肉体労働など。

イギリスでは人材不足が続き募集を掛けても人が来ません。時給を上げても人が来ません。

その背景には過酷な労働です。人材不足で廃業もあります。

経済維持をする国に取って人材不足は死活問題です。

IT化、自動化が更に進む事は確実です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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