日本の心・さいき

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くだらない話

2008-02-13 13:02:09 | Weblog
昔の教育制度がいいとは言えないが、タイムスリットして調べてみると・・・。
 高校入試(大学教養部にあたる)、その競争率はかなり厳しい。例えば、第一高等学校(東京大学教養部)の合格率は、中学4年卒(優秀な人は、中学5年を4年で終えていた)が1/8、中学5年卒直後が3/8、中学浪人4/8であった。
 高校生が少なかっただけに、大学は、簡単に入れた様であったが、旧帝大の医学部や法学部はそれなりに難しく、例えば、昭和10年度の東京大学の競争率は以下の如くであった。

 学部名 合格者数/受験者数(競争率)
 法学部 655/1635(2.50)
 経済学部 352/491(1.39)
 文学部 400/446(1.12)
 工学部 324/927(2.86)
 理学部 104/183(1.76)
 農学部 221/336(1.52)
 医学部 165/510(3.09)

 又、医学部だけを合格数/受験数で見ると、以下の如くであった。
 一高30/85、八高14/32、浦和12/38、東京12/27、二高9/34、静岡9/26、水戸9/28、山形8/15、三高5/15、五高5/12、府立5/25、大阪4/9、広島4/10、四高3/13、六高3/11、七高3/6、松本3/15、弘前3/8、姫路3/7、成蹊3/9など。
 全国各地から、学力優秀で体力のある貧乏学生が東大に集まっていた様である・・・?!

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