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日本の心・さいき

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為になるかも知れない本(その199)

2007-09-05 08:01:45 | Weblog
○昭和55年3月29日(土)曇。
 6人しか来なかった。4月末頃は、どの位になっているのかなあ。ゴ一ルデンウィ一クの時は、それなりに多いだろう。
○昭和55年3月30日(日)晴。
 (小児科開業医の)○○小児科に挨拶に行った。行って直ぐに病院から、患者さんが来ているとのことで電話があった。病院で待っている時はなかなか電話がなかったのに。○○先生からいろんな話が聞けた。中津の井上、別府の松本、佐伯の○○、大分県でメチャクチャ頑張っている開業医なのだなあ。
○昭和55年3月31日(月)曇。
 10人しか来なかった。最後は、22:00過ぎに熱と言うだけで来た。しかし、熱を測っていない。測ると熱はなかった。いやになっちゃうなあ。明日新聞広告で宣伝したら、本当に多くなるのかなあ?

*周辺では、インフルエンザが一段落した時で、就職し始めた時は、元々少ない時であった。初めの1カ月は、予想と極端に違って、信じられない程に少なくて、心細くなっていた。しかし、月を重ねる毎に、確実に多くなって行った。小児の時間外は、まださほど多くなく、スタッフが慣れない為に、気苦労が絶えなかった。

以下のことだけは、はっきりさせていた。
○小児(内科)の患者さんは、小児科医(私)が診る。小児科は、15歳まで。(実際は、外科的疾患かどうかわからないので、脳外科の患者さんや急性虫垂炎の患者さんの場合は、小児科医が先に積極的に診ていた)
○夜は毎晩(365日)20:00~21:00に受け付けて必ず診る。それ以外の時間帯は、急ぐようであれば、診る。(しかし、実際は、初め3年間は、深夜でなければ、待たせることなく食事中でも直ぐに行って診ていた)
○深夜(22:00~6:00)は、朝まで待てない感じの一刻を争う時は、必ず診る。紹介も、必ず診る。(しかし、実際は、0:00までは、よく診ていた。問題は、当院の小児科の医療体制を知らない0:00~6:00までに来る初めての患者さんの場合で、熱だけでは診なかったので、しばしばトラブルが起きていた。ある時、大分合同新聞に、一刻を争う時にしか診ない許されない救急病院とまで投書で書かれてしまった。西田病院は、救急指定病院でなく、救急告示病院であったのだが・・・。)

○朝の診療は、患者が多くて支障をきたすことになった為に、診療科開始9:00が、8:30、8:00、7:50、7:40、そして、とうとう数年後には、7:30になっていた。

○診療内容は、熱に付いての説明をした熱型表を熱のある人全員にあげ、熱冷ましの座薬は、使わなかった。多くが2日分の処方で、親御さんが不安であれば20:00に集めて気楽に診ていた。小児科外来待合室では、深夜0:00まで点滴が並び、滝(横に通した長い棒に、多くの人の点滴がずっとぶら下がっていたので)とまで言われていて、いつしか、小児科外来に行けば、いつでも子どもが外来で点滴されていると言われる様になっていた。


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