日本の心・さいき

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趣味は何ですか?

2020-09-22 10:03:13 | 趣味
 仕事でぶつかった時、趣味があると救われます(気分転換が出来ます)。趣味は、仕事と違って、強制でなく、楽しいし、嫌なら、直ぐ辞めれます。趣味も、直ぐ出来るのは、直ぐに飽きます。仕事と同じで、最低3年、出来れば、10年は続けてもらいたいものです。それが、老後にも生きてきます。
 小さい時から競争競争で、順位を気にして過ごしてきた人は、少なからずいると思います。しかし、趣味では、競争したり、順位を気にする人もいますが、マイペースで、自分なりに納得して続けても、充分楽しむことが出来ます。趣味で、試験があるのもありますが、受けなくてもいいし、気楽です。過去の自分と比較したり、年齢に比較しての自分の頑張りの結果に、自己満足することも可能です。
 仕事は、報われないことが多いですね。しかし、「子育て」と「趣味」は、仕事以上に、それなりに報われることが多いと思います。(長い目で見ての)いい子育て(←難しいですが)をすれば、それなりに、子どもは成長します。息子は、父親の後ろ姿を見て育ち、娘は、母親を見て育ちます。
 昔は、私は、完全なる仕事人間でした(卒後10年余ほどは)。卒業して直ぐ新婚なのに、朝から晩まで、仕事をしていました。そんな時、私の職場に派遣で来ていた医科大学の外科の先生から言われました。「仕事もいいですが、仕事以外に、何か一つでも、モノになる感じの趣味があったら、いいですよ。それは、仕事に少し関係があっても、全くなくても、いい。ぶつかった時、救われますヨ」と。それから、趣味を持とうとして、精神は「茶道」、体は「ヨガ」としました。茶道は、家元から茶名も頂き、ヨガは、太極剣、太鼓となりました。結果的に、正解でした。
 趣味も、ある程度までは、誰でも努力を怠らなければ、到達出来ます(が、飛び抜けてとなると、それなりの持って生まれた才能もあるかと思います。)。
 一番好きなことは、仕事でなく、趣味で、次が、仕事って人、いい生き方だと思います。私は、70歳まで真剣に働きました(趣味もしながら)。今は、趣味のお陰で、毎日、有意義に過ごせています(感謝感謝)。

*写真は、汲心亭で、お茶を点てている私。


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