日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

夫婦の日・・・

2010-11-24 17:16:34 | Weblog
 11月22日(いいふうふ)は、「いい夫婦の日」だった。「みのもんた」さんの番組で、夫婦円満の秘訣に関するアンケートの結果を出していた。
 1位から5位までが、次の内容だった。
1、何でも言い合う。
2、相手を信頼・尊敬する。
3、美味しい料理を作ってくれる。
4、「ありがとう」と感謝を伝える。
5、ガマンと忍耐。
 そうだなあ、これって、夫婦だけでなく、職場の同僚の人間関係でも言えることじゃないのかな・・・?!
 同僚の間でも、いい人間関係を保とうとしたら、困ったら、気軽に相談に乗ってあげる。相手を信じてあげる。同僚の為に、いろいろしてあげる。してもらったら、感謝の気持ちを伝える。時には、我慢と忍耐が大切。
 自分が経営者の時、職員には、どう接してきたかなあ・・・?
 何でも言い合える仲だったかなあ・・・?遠慮して言わないことが多くなかったかなあ・・・?相手を信頼・尊敬していたのは確かだったけど・・・。時々、皆で食事会をしていたし(自宅に呼んでしていたことも、年に2回はあったけど)、ボーナスの時は、各人に感謝を込めて、メッセージを書いて渡していたけど。そして、朝7時半からの診療はきつかったけど、お互いに、我慢と忍耐をしてきたかな・・・?
 しかし、19床で、365日、小児救急医慮中心では、採算が合わなくなって潰れてしまったけど。
 婦長から、「先生の考えだったら、スタッフは、何人でも集められます・・・」と言われた言葉、今でもしっかりと覚えているけど・・・自分には、経営の能力がなかったなあ・・・土台、一人で小児科だけで19床って言う所が間違っていたかな・・・?!
 ところで、私の場合、大学生の時、家内と知り合ってからは、夜8時に、毎日(!)何処にいても電話をしていた。結婚して、そのパターンが途切れていたのだが、数年前から復活して、一緒にいない時には、夜、必ず電話している。「何かあった・・・」「何も用事ないけど・・・」何て言うことも多いけど。その時間帯は、はっきりと決めていないが、夜の診療を終えての20時~21時の間が一番多いかな。
 まあ、家内と離婚しようと思ったこと、幸いに、今まで一度もないですが・・・!!

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ある小児科医の独り言・・・

2010-11-24 12:08:15 | Weblog
  昨日23日(火)は、勤労感謝の日だった、一昨日入院した7歳の女児(アデノウイルスによる胃腸炎?)を(1泊)退院させ、1歳の女児を、アデノウイルス感染症(+ヘルペス性歯肉口内炎)で入院させた。夜の23時に、熱が下がらなくて、親が心配していると言うことで、ナースからコールがあったが・・・。
 自分自身、熱はないが、喉が痛くて、時々咳が出て、きついが、次第に軽快している。声が完全にかすれてしまった。こんなこと、久し振りだなあ。しかし、(老体に鞭打って?)頑張らないとけいない・・・(元気な時はいいけど、病気の時は、若い時以上に、しんどいですね)。
 当直のドクターも、咳をしている。どこもギリギのスタッフでしているので、代わりの医師何ていない。外来の看護婦さん達も、咳をしている人がいる。そんな医療従事者、皆、同じ様な症状で、熱はないが、咳して喉が痛そうだ・・・(インフルエンザや溶連菌でないことは、検査の結果、確かなのだが・・・?!)。
 夜、6階の食堂で夕食を摂っていたら、当直のナースが二人夕食を摂りに来た。その内のあるナースが言った、「ナースの子どもって、親を見ていて・・・→絶対に看護婦さん何かならん・・・と言いながら、結局は、ナースになっている。何故かなあ・・・」と。又、別のナースは、「他の人からよく言われる・・・→看護婦さんはいいね、特殊な資格もってるからいいね・・・」と。
 それなのに、田舎の病院、ナース不足で医師不足。ドクターの給料が高いのに、集まらなくて、潰れかけている病院もあるけど・・・?!
  厚労省によると、日本の現在の貧困率は15.7%程度で、OECD諸国の中で、後ろから数えて4番目。国税庁が出している税務統計で年収分布をみると、年収100万円以下の割合がどんどん膨れ上がっていて、1996年には7.2%だったが、2008年では8.4%になっている。200万円以下にすると、1996年が10.7%、2008年には14.9%。つまり、日本人の約23%が200万円以下の層ということになる。300万円以下までとすると、全体の4割ということになる。←これが日本の実態!
 小さい時から、親が将来を見据えて、お金を掛けて教育してきたつもりが、有名大学を首尾よく出ても、就職難で、難儀している例が今やわんさとある。大学新卒の2割もが就職出来ない。就職留年って言葉もある。
 つい最近、こんな話を実際に聞いて、驚いた、・・・超エリート校の国立のK大学を出て、大学院まで行って、博士号を取って、今、大学で研究しているけど、手取りが月に12万しかなくて、生活が出来ない。煙草を止めたいが、健康保険に(貧乏で)入っていないので、(禁煙外来に)掛かれない。・・・←初め信じられなかったが、現実の話。
 有名大学さえ出れば、食いはぐれがないと言うのは、もう、通用しない時代になってしまった感じだなあ・・・(いや、とっくの昔に既にそうなっている?!)

 

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