日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

ある小児科医の独り言(70)

2009-03-26 17:17:14 | Weblog
 看護師の国家試験発表があって、病院の斜め前にある「上天草市立上天草看護専門学校」の合格者は、39名受験して38名合格となっていた。合格率が、全国平均90%ちょっと切っている。昨年は、90%ちょっとで、今年は、問題も難しかった感じだ。昨年は、2名が不合格(一昨年は、現役が全員合格)が、今年は、現役が1名不合格。
 (上)天草市にあって、人口わずか5000人しかいない所の(龍ヶ岳)町にある看護専門学校が、全国相手にいい成績を上げているなんて、ホント、嬉しい。
 今年は、昨年と違って、基礎的な問題が結構あったかな。講義で、発生学・生化学・免疫学をそれなりに教えていたことが少しは役になったかな(国家試験前に、その為の特訓講義をしたが)。
 卒業して国家試験に合格した看護師さんの就職率は、100%だ。この不景気の時代に、今まで頑張ってきた甲斐があったって感じだ。
 成績悪かった子も、最後に合格すれば、帳消しかな。イチローも、最後に最後に一番肝心な時にヒットになって、完全に帳消しになったなあ。
 入試なんて、最後に帳尻が合えばいい訳で、それで多くのことを犠牲にする必要はない。
 私が今年受験した看護学生に試験前に言ったこと、「もう、諦めなさい。もう間に合わない。ただ、体のコンディションを整えて、出来る問題を落とさない様にすること。後は、祈るしかない。落ちても、それで人間性が否定される訳ではない。ただ、国試の勉強が足りなかっただけと思うべき。永い人生、落ちても、そんなことたいしたことないから・・・」と。
 この助言、効いたかなあ・・・?!

http://www.cityhosp-kamiamakusa.jp/kango-gakkou-seikatu.html

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ある小児科医の独り言(69)

2009-03-26 13:21:19 | Weblog
 WBCの余韻がまだ残っている。WBCは、4年に1回しかない。次回のオリンピックからは、もう、野球はない。となると、WBCで日本が初回と2回連続優勝をしてる訳で、他の国がどんなに頑張っても、後、それを越える為には、12年間必要と言うことになる。イチローは、今35歳、その内、WBCの監督をしていることになっているんじゃないのかなあ。
 イヤー、韓国も凄かったなあ。韓国が9回裏で同点に追い付き、延長戦になった。その回でもしも日本がサヨナラで負けていても、何となく、納得した感じになっていたと思う。
 しかし、決勝戦のヒットの数が15と5で、明らかに、日本が上。韓国、世界のイチローと対決して、日本のダルビッシュに最後三振を取られて負けた。
 イチローが初めに打てなかったことが、次第に日本の選手28名の気持ちを一つにして強いチームにして行ったのかも知れない。イチロー13打席目にやっとヒット、イチロー以外に全てヒットが出ている、そんな状況で、最後に、6打数4安打で、一番肝心な土壇場でヒットを出して、塁に出たイチロー、いつもの様にニコリともしない、イヤー、ホントにスゴイドラマが出来ていましたね。
 今日、ある事務職員と話していたら、「いつもイチローを応戦していると何故かイチローが打てないんで、あの肝心な時には、テレビを見ない様にしていました。そしたら、・・・」と言われた。
 このいい思い出を、少なくとも10年間はしっかりと持って、精進して行きたいと思う。
 

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