日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

2009-01-04 17:30:45 | Weblog
  今日の午後の民放のテレビで30人の父親が出演していて、100万円目指していろんなことに挑戦していた。奥さんと小学生の子どもが裏で真剣に応援している。
 クイズだけでなく、サッカーボールを蹴ってゴールに入れなければいけないなどもある。小学生でも理解できる内容が多いが、笛でソの音を出させる問題や芸能界の問題もあり、幅広い知識が必要とされる。
 最後に2人残り、日本で一番長い川の名前を書かせる問題で、見事、「信濃川」を当てたお父さんが、100万円をゲットした。最後に残った二人のお父さん、普段から子どもとよく遊び、子どもの勉強の面倒もよく見ているお父さんだった。
 ゲットできなく途中で脱落していく父親を子ども達は、「ここまで頑張ったので・・・」とそれなりに納得して、父親をねぎらっている。今の子どもは、とても優しいのだ。
 絆が深まるのは、やはり、同じ思いをすることではないだろうか。楽しいことよりもハラハラしたり苦しいことを同じ様に経験すると絆が深まることが心理学的に証明されている。逆に言うと、苦しい時に突き放してしまうと、最悪の時には、その後どんなに努力しても修正不可能となってしまうケースもあるのだ。
 100万円ゲットできなかった家族でも、父親と同じ気持ちになれたことで、お金に替えられない深い絆をゲット出来たのではないかと思う。
 夫婦の絆、親子の絆、親戚の絆、地域の人達との絆、政治家と選挙民との絆、教師と生徒との絆、医療側と患者側との絆、職員と会社側との絆、そして、世界の人々との絆がしっかりと結ばれることが、第二次大戦後は別にして、今ほど強く求められている時代はないのではないかと思われる。

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年末年始の小児の救急医療

2009-01-04 09:45:41 | Weblog
 年末・年始、当院小児科の外来数は、27日(土)5人、28日(日)19人、29日(月)14人、30日(火)41人、31日(水)17人、1日(木)6人、2日(金)25人、3日(土)16人、4日(日)の今日は、何人かなあ?9連休だが、ノロウイルスによる急性胃腸炎の子は多かったが(五苓散の注腸をして、点滴もしばしばしたが)、インフルエンザなく、細気管支炎も何とか無事に入院しなくて済んで、そんなに忙しくなかったかな。深夜は、当直の先生が診てくれるし、昨日は、神社にも行って参ることも出来たし、体の調子もいい。
 入院は、不思議に、いなかった。しかし、26日(金)に、帝王切開+低出生体重児、又、その日に、チアノーゼのある先天性心疾患+2600gのベビーが産まれ、その二人でこの年末年始が終わった感じかな。幸いに、この二人共、順調に育っているが。
 ずっと医師になって(ある1年間以外は)こんな感じで年末年始の医療を続けている。そして、29年間、飽きもせずに、年末年始の小児科外来の数の統計を執り続けている。今まででのこの年末年始の6日間の数、1万人を越えている。
 何故、こんな感じでしているのか、正直言って、自分でも解らない。もう、この先、そんなに出来るとは思わないが。


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