日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

皮膚の違いの色は何故?

2008-04-22 08:21:58 | Weblog
 東アフリカから人類の祖先の旅が始まり、世界のすみずみまで人類が現在住んでいる。何故、肌の違いで、黒人、白人、黄色人種といるのだろうか?長いこと疑問に思ってきた。
 平成20年4月20日のNHKのテレビの放映で、しっかりと理解出来た。
 東アフリカから出発した人類は、2万年を経過して、オーストラリア大陸に移動している(アボリジニー)。しかし、その後、そこにヨーロッパから移住した人で占められる様になる。で、ヨーロッパから来た多くの白人は、そこでの強い紫外線の為に、皮膚癌で苦しむことになっている。つまり、遺伝子がまだ、その環境に適していなくて、長いこと経過して原住民となっているアボリジニーがそこに適応しているのだ。
 紫外線による皮膚癌を防ぐ為に、皮膚を黒くする(メラニン↑)ことで、その環境に適応してきた。一方、アフリカからヨーロッパまでの距離は、極めて短い。しかし、そこの先まで達するまでに、やはり、人類は、2万年も要しているのだ。何故なら、皮膚が黒ければ、紫外線の量が少なくなり、ビタミンDが体内で作られない為に、くる病になり、生存できないからだ。で、突然変異でメラニンの少ない皮膚の白人となり、それで、紫外線を皮膚で足りるだけ浴びることが出来る様になり、適応して行けたのだ(ビタミンの中で、人の中で作られるのは、ビタミンDのみ)。
 なるほどと思った。黄色人種も、その地域で紫外線の量が過不足なく補える様な感じで、長い間に、適応してきているのだ。
 しかし、昨今、オゾン層の破壊で、モロに紫外線を浴び、日本でも、皮膚癌の警告がなされる様になっている。特に、九州地方は、要注意だ。
 自然環境をこのまま壊し続ければ、更にその影響は、計り知れなくなるだろう。
 いっそのこと、国が石油を使うことを極力止める様に働きかけ、生活習慣病を防ぐ意味でも、ウォーキングをもっともっと勧め、自転車での通勤を勧め、遠方では、(エネルギー源としては、石油以外の太陽電池や水素を利用した)公共のバスを利用することを勧めては如何なモノでしょうか・・・。

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院内暴力

2008-04-22 07:56:45 | Weblog
(平成20年4月21日 西日本新聞より)
 全国の中小病院など約1100カ所の半数以上で、昨年1年間に職員が患者や家族から暴言を浴びせられたり、身体的暴力を受けたりするなどの「院内暴力」を経験していたことが21日、全日本病院協会のアンケートで分かった。警察へ届け出たのは全事例の5.8%、弁護士に相談したのは2.1%にとどまっていた。
 協会の飯田修平常任理事は「医療現場では患者や家族を思いやり、トラブルを病院内で解決しようという意識が強いのではないか。病院側は毅然とした態度で患者らに接するとともに、対応マニュアルの整備などが必要だ」と話している。
 昨年1年間に院内暴力が発生したと答えたのは52.1%に当たる576カ所で、件数は計6.882件。内訳は「(暴言など)精神的暴力」3.436件(49.9%)、「身体的暴力」2.315件(33.6%)、「セクハラ(性的嫌がらせ)」935件(13.6%)、「その他」196件(2.8%)で、全体の約9割が患者からだった。

 私の経験では、実にいろんなことがありました。殴られるのではと怖い思いをしたこともありました。どんなに一生懸命にしても、結果が悪いと、患者さん側から犯罪者の様に言われたこと、多々あります。
 しかし、今は、福島の事件の様に、まともにしていても、予想外の結果が出ると、手錠を掛けられる時代です。大変な時代になっています、ホントに。


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