シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 サラマンドルショー INオデオン

2011年12月04日 03時58分59秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 サラマンドルショー IN 青山オデオン

今年も 残り少なくなり 12月最後のサラマンドルショーのシナリオを
今 書き終わりました。12月11日 日曜日 午後一時から
12月14日 午後七時から

明日12月4日 日曜日は 夜7:30 8:30 9:30 10:30
各回30分 四回の ライブタイム がありますので 青山オデオン の
通常ライブ スタイルです。
私 リリさん と 川島豊さん 伴奏 近藤正春さんの ライブです。
ソリスト として 今年最後の 自分の歌を キチント 歌いたいと思います。

まさか 自分の店で18年 歌いつづけて 他のお店で
歌うとは・・・・人生 青天の霹靂です。
でも 楽しいわ。
今まで 私は 演奏家や 店のスタッフ やアルバイトの方々に
支払う側で 決して 自分が 歌手として支払われた事が無くて
もちろん
会社システムとは そういうもので
オーナー社長の私は
全て自分の稼ぎは 会社の売り上げに入れていたので
どんなに働いても 歌っても 自分の値段というものが
ありませんでした。

今 何処かで 歌うと 自分の手元に ギャラが入り
何か 信じられない気持ちです。
リリさん の歌手人生って 不思議だわ。

チラシや チケット作り シナリオ プログラム作成
衣装の裁縫 コンサートの営業活動や DM
何でも屋のように 見えて 実は ポリシーと
全ての 総合デザインは 一貫していて 考え 悩みますし
質に対しての美学が 頑固ですから
いい加減なことが 嫌でこだわります。

長い 銀座のお店の経営者 兼 現場の ママさん業の修行で
労や 報酬の事より いかに 皆が笑顔で帰ってくれるか
という 本来のエンターテイナー気質が
私の中で ますます 育ちました。
今も いつでも 何処でも
私が冗談を言って 皆が笑ってくれると 安心いたします。

今後は
二度と再び お店や 会社もしないし したくないけれど
歌手として 人間として もっと 成長し続けたいです。
美しい フランス語を 磨き 表現力も洞察し
癒しと情熱 喜びと哀愁 人間的な温かみと 心の強さ
嘘の無い芸術的な 世界を 探り続けます。
自分を 鼓舞して 声の楽器としての色を磨きたいです。
声の色も 音楽性も 全て人間の深さだと思うから・・・・

今年は クリスマス気分になれず・・・でも 奮起して
お稽古部屋に 少し クリスマス飾りを施してみました。
外は 木枯らしの音がしています。
一人の 長い夜は 何にも替えがたい 自由と孤独と 思索の時間です。
この 有難い 沈黙の時間に 感謝します。

生徒さんが 突然 脳に癌が発見されて 入院しました。
病苦が人間の 一番の苦しみと 言われています。
「頑張って。早く直って あなたの美しい声を聞きたい」と
思いました。
耳に 彼女の 清らかな声と 真摯な生き方を感じる
音楽が 今も明確に聞こえます。直ぐ 直るわよ。待っているから。
青山オデオンの12月11日の会に 一番最初に 申し込んでくれていたのに
来れなくなってしまいました。