シャンソン歌手リリ・レイ Ｌｉｌｉ Ｌｅｙ長坂 玲 ｃｉｎｅｍａ

シャンソン歌手リリ・レイ Ｌｉｌｉ Ｌｅｙ長坂 玲 ｃｉｎｅｍａ

シャンソンの映画 エディットピアフ みたいに 伝記の映画が
フランス映画には 最近多いですが
２００６年の フランス映画 サルトルとボーボワールという映画が
渋谷のユーロスペースというところで 上映中なので
久々に シネマ を 拝観。
あー 二時間ですが 実存主義 サルトルやボーボワールを
果たして たった二時間で 語りつくせるのか？

美しいボーボワール役の女優さんは 一度も笑みを 見せないで
演じ続ける・・・凄い。
サルトルが ちょっと 可愛すぎる。

あの１９４０年代最先端 斬新な男女のスタイルは
半世紀以上たった 現在の日本では まだまだ 受け入れられないかも。
あるいは
既に 馴染めるのか・・・・

私という 女の観点から見る限り
やはり 女の性の 悲しさや 女の持つ 母性的忍耐の強さが
クローズアップされている 気がしました。せつない。
ともあれ
フランス映画は 疑問を投げかけてくれるので
うーん 深い。

お付き合いくださったのは いつも 忙しい オデオンのオーナー
で 精神科医の板橋先生。
その後 浅草の 感動的に美味しい
老舗ロシア料理に 連れて行ってくださり
二人でウォッカ一本飲み 食べまくり
まだ夜も早いので 帰りに 青山オデオンによりました。
「枯葉」をフランス語で ジャズピアニスト星さん
と 即興で 歌ってしまいました。
カウンターの 男性？お客様に「エクスタシーを感じる
歌唱」と 褒めちぎられてしまい
私は いつでも 自分のことは 分からないのですが
平素が 男のように生きているのに 歌うと 女っぽいらしい
といわれるのが なんとなく 痒いかんじです。でも
有難かったですし 楽しい一日でした。