私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

新潟・加茂の桐製品

2014-12-01 21:53:23 | 日記
 12月 1日(月)  天気:曇り  室温:17.6℃

 11月11日(火) のBSプレミアム ”イッピン” は 軽くて やわらか! ぬくもりインテリア
~新潟・加茂の桐製品~ でした。  いま 大人気の桐の米びつ、新しい桐の家具!!
今 話題のお米を 美味しく保存できる“米びつ”や“斬新なデザインのたんす” そして “あた
たかい座椅子”など 新潟県加茂市から生まれた 桐(きり)製品を 映美くららが 紹介します。

 新潟県加茂市は 「桐(きり)たんす」の全国生産の7割を誇る木工の町。 現在では 桐を使って
様々な製品が 生み出されています。 中でも 「米びつ」は 今 大人気のイッピン。
 「湿気に強い」という桐の特徴を 最大限に生かして作られたもので お米を おいしく保存できる
のが 特徴。 さらに 桐のやわらかさや 温かみを 生かした座り心地のいい座椅子など 桐の良さ
を 引き出しながら 従来のイメージを覆す 斬新でモダンなデザインの桐たんすなど 新たな製品を
生み出す 職人の卓越したワザ・・・。

 桐は 軽く 湿気を通さず 割れや 狂いが少ないという特徴があります。 高級木材として 重宝され
桐箪笥といえば 高級家具の代名詞となっています。 高さ10~15mにもなる落葉高木ですが 成
長が 大変早く 10年から20年で 製材できるようになります。 また 柔軟性、弾力性に富み 古い
桐たんすが 優れた職工の手により 修復されると 新品同様になるのも特徴です。
 自己呼吸する材で 湿度の多いときは 膨張し、湿度が 少ないときは 収縮するという性質を持って
います。 軽い木材で 光沢があり 細胞組織は 他の木材と異なり、柔組織が多く また 乾燥による
収縮・変形が小さく 道管が 互いに干渉し 袋状の構造で 独立した構造となっています。 そのため
表面から 水分が 内部まで 浸透することがなく また 袋状の組織構造のため 熱伝導率が小さく 断
熱材の役目をします。

 桐の米びつは 米を一番いためる湿度を ほぼ60%で 一定に保ちます。
機密性を保つため 板の組み合わせは ホゾ組。 材に溝を彫り 組み合わせる。 溝は
堅めに彫られているので 力を加えて 一気にはめ込むと 壊れる。 はまり具合を確認し
ながら プレス機で 上下・左右から 徐々に 嵌めていく。 内側に ざらつきがないよう
カンナをかけ 滑らかに仕上げる。 組み立て後 ヤスリをかけて カエリを取り 角に
丸味を付け 特殊な塗料で 塗装して 完成。


 新しい桐たんすも作られています。 江戸後期から 木材の集散地だった加茂で 桐たんすが
製造され 世の中に普及しますが 昭和30年代 桐たんすは 縮小していました。 従来の概念
を破る 新しいデザインで デザインの多様化に対応して 復活しました。
 ホゾが 外から見えんないよう 縦板と横板を 角部で 合わせたものもあります。



 最近は 新しいデザインのたんすや 行灯、椅子などもあります。 椅子のお尻や脚の形に
合わせた曲線の加工には 温かみが感じられます。


 。。。。    。。。。。。。    。。。。。。。    。。。。。。。    。。。。。。。    。。。。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シクラメン と クリスマスフ... | トップ | 黒田官兵衛 成る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事