私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

イッピン 香川・高松の石製品

2015-06-28 14:24:15 | 日記
 6月28日(日)  天気:うす曇り   室温:28.0℃

 6月9日(火) NHK BSプレミアムで 7:30から ”イッピン 美しい石を暮らしの中に
~香川 高松の石製品” が放送されました。 高級墓石が 華麗に変身 絶品コーヒーミルに!
最高級の庵治石が いま 大人気にして 次々と 暮らしの中へ・・・。


NHKの番組案内には
 日本が 世界に誇る高級石・庵治(あじ)石。 墓石や 灯籠で 名高い この香川県高松産の
 「花崗岩のダイヤモンド」 が 今 フルーツボウルや コーヒーミル、ワインクーラーなどに
 華麗に 変身を遂げ 大好評を博している。 石の重さや 硬さを生かしつつ 独特の繊細な斑文を
 際立たせた、上品なイッピンだ。 平安時代以来の千年の伝統を誇る 石工の驚くべきワザとは?
 女優・原田夏希が 知られざる石の世界を 徹底リサーチする。


 貴重な 花崗岩のダイヤモンドと言われ 硬く 風化しにくく まだら模様が 特徴です。 庵治石で
墓石を作ると 最高級のものは 800万円もします。 庵治石は 重く、硬く、冷たい。
 山の麓にある採石場には いまも 50社が 操業しています。 石工は 石の目を見て 目に沿って
くさびを打ち込み 石を割る。 石の目に沿って割ると 簡単に割れる。
 庵治石の まだら模様は 石英、長石、黒雲母 からなります。 

 六本木のホテルでも 料理を 乗せる器の 優雅な一品。 器は どのように 作られるのでしょう。
原田夏希が 姿ものを得意とする 石工(いしく)を訪ねます。

 庵治石は 非常に硬く 普通の大理石と比べても 同じ力を加えたとき できる窪みは
半分以下です。  石工は 楕円形のボウルを 人工ダイヤモンドのグラインダーで 作り
ます。 まず外形を加工し 内側の窪みを作るには 網目状に 切れ込みを入れていき・・・。

 次に 特殊なノミで 柱のところを倒していく。 窪みができると 仕上げは 電動サンダーで
研磨する。 3時間ほどで でき上がりました。


 庵治石には 千年の伝統があり 最盛期は 大正から 昭和にかけて。 当時 石燈籠は ノミと
カナヅチで 2ヶ月かけて 作られました。  5年ほど前から 新たな風が吹き始め 生活雑貨に
使われるようになりました。  ワインクーラー、 自転車スタンド、 ソープディッシュ・・・。
アイデアと探求心で 庵治石は 大変身!
 いま 新しい世界が 広がっています。 庵治石のコーヒーミルが 開発されました。 庵治石の
コーヒーミルで コーヒー豆をひくと マイルドな味になる。

 コーヒーミルは 丸く型抜きされた石の丸棒から 作られますが 外形は 磨きで ツヤを
出します。 3種類の砥石を使い てこの原理で 体重をかけ 硬い石を磨きます。 50分ほど
かけて磨くと 美しいツヤがでます。

 かみ合わせ部は チョークを塗って 摺り合わせ 均等に当たるよう 調整します。
この作業は 何回も行わないと・・・。 最後に コーヒー豆が落ちる溝を作り 完成。
コーヒーミルを 早く回すと 粗引きに ゆっくり回すと 細引きになります。  石は
冷たいので 熱は伝わり難い。 


 庵治石を さらなる世界へ。  最後は 新たなガラスが 誕生。 ガラス作家の杉山さんは
庵治石を粉にして ガラスに混ぜると 思わぬ色が・・・。 淡い水色になることを 発見しました。
庵治石粉を混ぜ 微妙な濃淡の水色のガラスで 風鈴づくりに 挑戦。 

 庵治石の千年の伝統に いま 新たな歴史が 加わろうとしています。

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