山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

大嫌いなヒヨドリ

2009年03月10日 09時36分39秒 | Weblog
 家の白木蓮のつぼみが日に日に大きく膨らんできた。20年余り前に植木市で買った細い苗木が太さ20センチ、高さ10メートルくらいになった。つぼみの数は500以上。
 ところが悩みは、ヒヨドリの襲来だ。つぼみを食い散らかして、花をだめにする。大きく白く咲くはずの花が、茶色くひきつったままに成長しなくなる。食べるならひとつひとつを丸ごと食べてくれればいいのに、少しだけついばんでわたりあるく。だから腹が立つ。ヒヨドリは、貪欲、ギーギーと声が悪い、緑と茶と黒を混ぜたような色で、私の印象は悪くなるばかりだ。庭は毎日、食べ散らかしの白い花びらでいっぱいになる。
 カラスの模型をつるしたりしたが、3日で見抜かれた。田舎の田んぼのすずめよけの目玉のようなものは、何の効果もない。カラスがまだましだった。試行錯誤の果てにたどりついたのが、磁石だ。鳩除けとして売られている。磁力線が鳥の脳を狂わせる。だからよりつかなくなるのだ。でもヒヨドリは貪欲だから、その隙間をねらって、入り込む。ここ3年ほど磁石を導入し、数を増やした。20個くらいある。
 2日くらいかけてつるした。竹ざおの先に紐で2、3個つるして枝の二股のところにかけて、ベランダに竿の手元をくくりつける。もっと先に竿を出すために竹を二本つないでやったりもした。
 でも、磁力が弱くなってきたのか、うまくヒヨドリにあしらわれている感じがする。新しい磁石をつるさなければダメか。なんとか少しでも多くの白木蓮を咲かせて、近所の人に見てもらえたらと思っている。
 弁天町駅の近くの、あるいは十三公園沿いのこぶしの花は全くヒヨドリ被害を受けていない。この差はなんだ。こぶしと白木蓮は親戚だが違う。白木蓮はおいしいのか。コーナンで新しい磁石と竹ざおを買い足そう。7割くらいは咲かせることができるようにもう少し努力しよう。
 思い出したこと二つ。以前、サクランボのなる桜の木を大きな鉢に植えた。サクランボの実がなるようになったが、これもヒヨドリに全部食べられた。ネットを買ってきて上からかぶせたが、ヒヨドリは下からもぐりこんで実を食べ、また下から飛び立っていった。腹が立って、桜の木はやめた。もっと以前、子どもが小さい頃、ベビーバスに土を入れて水田をつくり、田舎でもらった稲の苗を植えて育てた。でも、稲穂が垂れる前の段階、まだ稲穂がつんと上を向いている段階で、これはすずめに全部食べられた。固い米になる前のとろっとした汁を食べられた。これも腹が立ったが、まあ、小さいすずめも生きていくのが大変だからとあきらめた。以後、稲は作っていない。
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