山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

巨額の損失を府民に与えた橋下氏に住民監査請求

2011年10月21日 04時39分32秒 | Weblog
 フリージャーナリストの西谷文和さん、大阪市民ネットワークの藤永のぶよさんらが中心になって、2011年10月19日、WTC購入・移転費用・耐震工事等で巨額の損失を府民に与えた橋下知事の責任を問う住民監査請求をおこなった。
 WTC咲洲庁舎は、耐震構造上の問題が再三指摘されていたにもかかわらず購入し、すでに2000人の職員部局を移転させている。購入費用85億円、移転関係費用11億4千万円に加え、さらに震災による耐震工事で34億円以上の経費負担がかかる。そもそも耐震性の調査もせずに購入したことが不法・不当である。橋下知事は「東日本大震災で事態が変わった」というが、大阪の数あるビルはなんら被害を受けていないのに、WTCだけが甚大な被害を受け、府民に損害を与えた責任は大きい。この予測は購入時点で専門家から、さらに府議会でも共産党などからさんざん指摘されていたことで、それを無視して強行した責任は放置できない。
 支出が違法だとなれば、橋下氏に全額返還させる段階へすすむ。
 翌20日、西谷さんらの呼びかけで、エル大阪で集会が開かれた。私も参加した。その場で私も監査請求書に署名捺印して出した。28日まで監査請求を出そうとよびかけている。
 その集会で西谷さんとは別のジャーナリストの方が、面白いことを紹介してくれた。関西のワイドショーにコメンテーターとして長年でていた方が、橋下批判を展開したら、局の上層部に呼ばれてクビにされたというのだ。なるほど。橋下批判を封じ、橋下茶坊主体制が関西のテレビ局あげて作られていたのだ。これほど徹底した橋下礼賛がつづけば「ハシズム=橋下のファシズム」という状況ができるのもあたりまえだ。






コメント (6)
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