山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

服部緑地・民家集落博物館に行った

2011年02月04日 09時40分20秒 | Weblog
 昨日、学校の耐寒マラソン大会があった。すべておわったあと、あらかじめ時間休をとっておいたので服部緑地の民家集落博物館を見学した。博物館といっても広い敷地に日本各地の民家が移築展示されている。飛騨白川の合掌造り(岐阜県)、日向椎葉の民家(宮崎県)、信州秋山の民家(長野県)、南部の曲家(岩手県)はじめたくさんの古民家がある。
 合掌造りと曲り家は一度は見たいと思っていたのでよかった。わたしの田舎の家も昔はわらぶきの家(かやぶきではない)だったので懐かしい家々ばかりだった。子どものころ住んでいた家の屋根のふきかえは10年に1度くらいやっていたのではないかと思う。全面葺きかえの記憶は1度だけなので。わらぶきは雨ですぐいたむので、わらが腐ってへこんだところは部分的に修理していた。新しいわらの束を差し込んでいくのだ。展示されている民家はわらぶきはひとつもなかった。かやを大量に用意することはむずかしいので、手近なわらをつかうことになるのだが。
 見学していて、あれっ?と思ったのは、それぞれの民家の土間が維持管理されていないことだ。土間は土にいろんなものを加えて打ち固めたもので、表面は黒光りし、雨の日は土間もややしっとりしていた。だが民家集落博物館の土間は崩壊していた。乾燥して単なる土となり、土ぼこりさえ舞う状態だった。
 民家集落を見学して、合掌造りの里をぜひ訪ねたいと思った。また北信州・秋山郷にも行きたいと思った。
コメント
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