配達に向かう車中でラジオから聴こえてきたのは日本酒の話題。月曜日の午前中から… いいですねぇ。
日本酒学講師によるやさしく丁寧なお話しは伝え方の参考になりそうです。余談ですが、日本酒学講師と聞いたときにてっきり新潟大学の日本酒学センター関係のかたが出るのかと思ったら そちらとは関係ないみたいでしたね。
話しの内容は置いておきまして、冒頭でパーソナリティのかたが「日本酒というとワインやビールよりもツウっぽいですよね?」と言ってました。
日本酒オシの身としてはとても嬉しい言葉ですが、なんとなく非日常の遠い飲みものっぽく感じている人が多いように聞こえて素直に喜べなかった私、ひねくれ者でしょ? っていうか、ワインやビールと一緒だと思ってます。さらにそれらが日常生活に溶け込んでいるのが自然な光景・・・ そうあって欲しいと考えています。
さて、店頭ではお客さんとの会話で酒屋らしいことを言うことも少なくない私、ブログ上よりは確実に多いです。口頭での説明が上手いとは決して言えませんが文章でお伝えするのはもっと不得手なんですよね。じゃあなんでブログやってんだよって言われそうですので少しだけ。
日本酒飲んでみようかな? と思った人が何を選んだらいいかわからないときは、気兼ねなく話せる酒屋さんに聞くのが一番です。環境的にそれが困難なかたは親切な酒屋さんのサイトなどで相談できると思います。それはラジオでも言ってました。
その次に・・・ここからは私の長年の飲酒経験に基く意見です。
造り手のコンセプトや技量によって同じ肩書きをつけたお酒でも品質はさまざまですので一概には言えないんですけど、四合瓶(720ml・ワインの瓶くらいのサイズ)の日本酒を飲み切るのに2週間以上かかりそうなかたは「純米」や「生酒」以外のお酒を選ぶのがいいと思います。「本醸造」とか「吟醸」とかがおすすめですね。腕のいい造り手によるものであればそれらは開栓後の変化が穏やかで比較的劣化し難いです。そしてお料理とも幅広く合わせられます。
「この料理には この酒」というベストな組み合わせもありますが、飲み切るのに日数がかかる場合、いろんな食べものに合わせ易いお酒のほうがいいですよね?
以上、あまりこういうことを言う酒屋さんは居ないかも知れませんが自信はあります。
ということで本日も日本酒で乾杯!(^o^)丿