マイタのブログ

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答えはそこに、

2009年11月13日 | 日記・エッセイ・コラム

掃除は『授業』・・・

そんな見出しに引き付けられて新聞記事を読んでみますと、和歌山県の中学校で「総合的な学習の時間」に清掃用具レンタル会社の方を講師に招き掃除の授業をやった時の話が書かれておりました。

「雑巾の絞り方なんて習ったことがなかった。」(中学2年生・男子)そうですから、小さいころから掃除をする機会がなかったのでしょうな。私らの子供時代と違って、今では生徒に掃除をさせない小学校もあるようですし。

「野原を走り回って育った私たちと、部屋の中でゲームをして育った現代の子供たちとではお互いの考え方が理解出来るはずがないのだから、今の子供にとって将来どう在ることが幸せなのか、それは今の子供たちが考えて行動していくしかない。」というようなことを、以前ラジオで解剖学博士の養老孟司さんがおっしゃってました。

「幸せ」ねぇ… 確かに、同じ職種の人でも理念や方針の違いはありますもんね。それは其々が求める幸せのかたちが違うからなのかも知れませんから、「アイツの考え方はおかしい!」と力んでみても、相手だってそう思っていたりして誰が正しいなんてことは言えないのでしょう、きっと。でも、養老さんは「子供は外に出せ」とも言ってます。「外には答えがある」と。

木の枝の葉っぱは適当についているように見えても、一枚一枚がどの向きに、どんな角度で、上下の葉っぱとのバランスをどう取れば最も効率よく日光を浴びて光合成が出来るか・・・「適当についているんじゃない。コンピューターで計算するのも厄介な最善の配列の答えがそこにあるんですよ。」

・・・早い話が、どのような環境で育とうとも、いろんな経験をしたほうが良いってことでまとめてよろしいでしょうかね?

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4 コメント

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マイタさま、こんばんは。 (お夕)
2009-11-13 20:25:20
まさに今日、掃除の時間に、ぞうきんの使い方を子どもたちに教えたところです。ぞうきんをたたんで使うことすら知らないんですから、困ったことです。
で、次は給食の時間、正しいお箸の持ち方……。
なんでこんな事を学校で教えないといけないんだ!
貴重な授業の時間を割いてまで、家庭で躾けるべきことを教えないといけないんだ!
とプンプンおこりながらも、結局目の前の子どもたちを見ると教えてしまいます。
じゃあ、家庭では一体何を我が子に教えているのでしょうか?

学校で教えることが多すぎます。
と、愚痴をひとしきり……。
失礼しました。
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お夕さん お疲れ様です。 (マイタ)
2009-11-13 22:38:55
今の時代、学校の先生は大変ですよねぇ…
中には「問題アリ」の先生もいらっしゃるでしょうけど、
保護者が学校に対して求めすぎている部分がやたら目についてしまいますわ。

雑巾を絞れない子供は、家の掃除もしたことがないのでしょうか?
だとしたら、家庭内で子供は「お客さま」なのでしょう。
返信する
マイタさま (お夕)
2009-11-14 08:31:43
その通りです。
「アンタ、なに様?」と訊きたくなりますよ。

答えは
「お子様!」なのかもしれません。

もはや学校はサービス業?なんでしょうか。
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お夕さん、子供は親の鏡とはよく言ったもので、 (マイタ)
2009-11-14 13:09:36
子供を見れば親がどのような人か、少なからずわかりますよね。

我が子に対して、「お前はなんでそうなんだ?」と感じることがありますが、
それは私自身に言えることだと気付かされることがあります。

子は親を見て育つんですから、当たり前なんですけどね。
つまり問題は「親」ってことでしょう。私も含めて。
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