小正月も過ぎ、いえ その前からとっくに日常に戻っております。
さて、ありがたいことに年明けのご挨拶に来てくださった業者さんからいただいたタオルが溜まって助かっております。ほとんどは熨斗紙に「粗品」と書かれているのですが、こういう書き方もありますね。
「御多織る」・・・ 「おタオル」ということで。「る」も漢字にすると「御多織留」、昭和の暴走族みたいな気がしないでもないですが正式な表書きらしいのでどこに違和感などございましょう。ひれ伏して頂戴します。その文字にはちゃんと意味があるそうですが ご存じの方が多いでしょうし、ネット検索で簡単に調べられますので私などがもっともげにご説明などするのは身の程知らずもいいところ、ですので詳しくは省略します。
「言葉は生きもの、時代とともに変化する」と教わったことがあります。だいぶ前に。
そのころはカタカナ語には『お』を付けないほうが聞こえがいいものが多いと言われました。例えば
「お召しもの」とは言うけど「おスーツ」とは言わない。
「お蕎麦」とは言うけど「おパスタ」とは言わない。
などなど。でも今では「おビール」という表現もけっこう聞くようになりましたもんね。確かに言葉は時代とともに変化するってことなんでしょう。
さすがに「おワイン」とか「おハイボール」、「おジュース」とは未だ聞いたことありませんが、それらを耳にする日がいつか来るのかもしれませんね。
やや脱線気味でしたが、本日はこれにて失礼いたします。
それでは皆さん、週末の夜は日本酒で乾杯!