月曜の朝は時間に追われるかたが多いようでして、交差点で信号待ちの際に 前の車の運転席で、ちょっと伸びあがってルームミラーを覗き、お化粧をなさっている女性が居られたり… 絵筆が太くなったようなモノで頬の辺りをフサフサッと掃っていらっしゃいます。
『あれはチークというものだな。』 化粧のことは全然知らないくせに、たまたま聞いたことがある言葉を思い出した私。もっともらしく納得してますが、こういうのを世間では「知ったかぶり」と呼びます。
チークと言えば「ヨコハマ・チーク」を思い出しますね。近藤マッチが30年も前に歌ったセカンドシングルの。未だにそのタイトルの意味が理解出来ないのですが、大よそこんなところだろう的には落とし込んでおります。多分 建築や家具の材料として使う木材のチークでは無いであろうことくらいは理解してますよ。
などとつまらないことを連想しているうちに信号は「青」に。
再び走り出せば、ものの数秒で忘れてしまうような他愛ないことなんですわ。
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