マイタのブログ

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ちょっと愚痴っぽい日

2008年01月13日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は正月飾りや去年の御札を燃やす小正月の行事、「さいの神」の日。寒空の下、朝から村の有志の方々が準備してました。

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大気汚染の原因になるなどの理由で中止した地域が多い中で、若干規模が縮小したようですが、私の地域では続けられています。

この行事の日は、消防団も出動して火が消えるまでの間、見張り番をしなくてはいけません。現地に行くと、例によって私も長年所属していた消防団の若手が、小型ポンプ積載車に乗って待機してました。日曜日なのに御苦労さまです。火が小さくなってきたし、ひと気もまばらになって、あと少しの辛抱だよ。

ところで、この消防団という組織、日本全国の市町村に配置されてる行政組織だということがあまり知られてないらしく、「消防団?お前のところ田舎だねぇ~」などと言われることも少なくないんですよ。青年団と違うんだけど…認知度が低いんですな。

私が所属していた14年の間に、火事の消火活動はもとより、洪水の際に夜中まで土嚢積みをしたり、水難事故のときは河川の捜索をしたりと、いろいろな現場を経験させていただき、消防団の必要性を痛感してますが、近年では新入団員が確保できず団員が高齢化したり、団員数の減少が進んで満足な活動が出来るのか疑問を感じずにはいられないような班(団の中に分団、さらに部、班の順に細分化されてます)も見受けられます。災害時にはなくてはならない組織なんですがねぇ…。昔は農家や自営業者がたくさん存続していたおかげで団員には事欠かず、むしろ入団希望者を断らなければいけなかったほどだと聞いたことがありましたが、夢のようなはなしですわ。これから少子化の影響もあってさらに大変になるでしょうに、現時点で判明している団員減少の原因を野放しにせず、早く対策を講じてほしいものです。かつて上部に訴えても取り合ってもらえず悔しい思いをした人が結構いるんですよ、私も含めて。

トップダウン色の強い組織なんだから、上の考えが変われば簡単だと思うんですけどね。(ーー゛)

もちろん災害なんて起きなければ一番いいんですが。

コメント
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