夜7時半をちょいと過ぎたころ、金鶴ごひいき歴10数年のH苅君ご来店。
「おや久しぶりー、忙しそうだねぇ。」
「そうなんですよ~ お盆休みも取れないみたいで…」
そんな言葉に始まって仕事のことやら何やらと話し込んでると、この時間には珍しくもうお一人ご来店。H苅君 気を利かせて『どうぞ お先に』とばかりに会話を止めて素知らぬ顔で酒の棚の辺りを物色している仕草… 果たして 精算が済んだそのお客さんが振り返ったところに
「あれっ… A籐…?」 と驚いた顔のH苅君 。
「!… H苅 だろ?」 一方のお客さんも気が付いた表情。なんだいキミたち、知り合いなんだな。へ~中学のときの同級生かぁ そりゃーなつかしいでしょう。
「お前 今 何やってんの?家この近くだっけ?」 「すぐそこだよ、転勤であちこち行ってたけど」 「たまにN山に会うけど、あいつも誘って今度飲もうぜ!」 「おおいいよ、連絡くれよ。オレの携帯番号は…」
いいね~~~ 昔なつかしい仲間との再会、二人ともなつかしさと嬉しさが顔一杯に溢れてこぼれそうです。さあさあ積もる話しもあるでしょう。ウチに遠慮しないで ずーっと話してなさい、もう誰も来ないから・・・。
しばらく立ち話をしていましたが、子供を連れてたこともあってA藤さんがお先に帰られました。
「よかったねぇH苅君。ナイスタイミングのご来店だわな。」
「ホント 今日マイタさんとこ来て良かったです。まさかアイツに会えるとは…」
と、しばらく話しをした後でお気に入りの金鶴・風和をぶら下げて帰ったH苅君、今宵の酒は格別の旨さでしょう。
いやー見ているこっちも嬉しかったですな。人が喜んでるのって見てる方も気持ちいいもんね。それに、これこそウチの目指してるコミュニケーションスペース酒屋の姿だから これからもドンドンお茶飲みに来たり待ち合わせに使ったりしてね。
以上、閉店間際の嬉しい出来事でした。いろいろな人たちに元気をもらって毎日を生きてます。よーし明日もガンバルぞー!!