地域の運動会は中止かな?私は野暮用で佐渡に行くのですが、向こうも同じような天気でしょう。
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と、船に乗ったのですが…
海を渡ると この空ですよ。
すごい変わりようですわ。
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目的地までは車で30~40分、時間はたっぷりありますので、途中までブラブラと歩いていってみることに。
へ~、こんなところに派出所があったんだ。
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ここは何でしょう?
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だんだん山も見えるようになって来ました。
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でも、なんだかまた雲が出てきたような…
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バスに乗ろうかな?
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頭上を高く飛ぶツバメが、「もう雨は降らないよ。」と教えてくれたので、歩き続けることにしました。
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あっ 金鶴醸造元・加藤さんの蔵が見えた。このアングルですとナイター設備がある酒蔵のようですが、照明は野球場のものです。
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その前に構えるのは「きらくあん氏」のお店。
今日は道普請に出かけているので、午前中は休業してます。
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このあともしばらく歩いて散策。1時間半ちょっとのところで、丁度バスが通ったので乗車。あぁ楽チンですこと。
てなわけで、一体何しに佐渡に渡ったのかと思われるでしょうが、こうやって歩いて景色を満喫するのも目的だったのですよ。
炎天下の田んぼで雑草とりに勤しむ方々の図。皆さんお疲れさまです。
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こちらではトンボが脱皮の真っ最中。沈まないように頑張れよー。
ということで、本日のマイタのブログは意味不明のまま終わるのでした。たまにはいいでしょ。
四十年来同じお酒を飲み続けて下さっているK田さんが、「お酒をみて欲しい。」と持って来られました。今月初めにお買い上げいただいたものでして、どれどれ、あらっ 少々濁ってるな。普段当店では置いていない銘柄で、K田さんからご注文を頂戴してからお取り寄せし、入荷次第にお届けしておりますので、流通の過程での変質は考え難い。見た感じ火落ちではないようですが…とすると…
昨夜飲んでいて少々味が違うと感じ、良く見たら透明度が低いような…と、今朝一番にご来店。K田さんに深くお詫びしてから早速仕入先に連絡、伏見の蔵元から問屋さん経由での流通なので手間がかかるのを覚悟しておりましたが、三時間ほどで問屋さんが新しいお酒を持って来てくれました。どうやら濁っていたのは一本だけのようなのですが、K田さんがその時にお買い上げくださった本数、すでに飲みほした数本も含めてそっくり交換します…と。
いや~、迅速な対応に驚いてしまいました。確かにお酒に濁りが出たのは造り手のミスではないかと思われますが、この素早さには高感度UPですわ。
濁ったお酒はこれから分析されて原因が究明されますが、結果がどうであろうと 今回の対応で きっとK田さんは益々このお酒を贔屓にして下さることでしょう。
勉強になりますなぁ。
最近は若者の就農が増えているそうでして、関連した記事を新聞などで頻繁に目にするようになりました。先日も、リクルート勤務を経て農業に転身した、大阪出身新潟在住の若者の記事がありました。
一流企業で、ある部門に於いては成績トップになったこともある彼が、「トップを守ることだけを考えるのに嫌気がさした」と退職、新潟を舞台にした映画制作のため新潟市へ。 以後、人の優しさや新潟の自然に魅力を感じ ついに農家に…。これから農業をやっていくうちに大変さも味わうことでしょうけど、頑張って欲しいですね。異業種でバリバリのやり手だった人が農業の大切さを訴えてくれるのはありがたいことですわ。
そう言えば、球磨焼酎・豊永蔵の豊永史郎さんも、「若いころはコンクリートとスチール製品に囲まれた生活にあこがれて…」田舎を離れ、都市部に就職したと言っておられましたねぇ。大自然の中で のびのびと米づくり、焼酎造りに勤しんで居られる現在の姿からは想像できませんが、一旦離れたことで地方の良さを発見することが出来たのかも知れませんな。
「農業も いいもんだな。」 と、若者達の選択肢の一つとして位置付けられるようになりつつあるそうです。うちの息子も将来は農家になってるかも… そんな話しが冗談ではなくなった時代ですね。
酒浪漫
今朝一番に佐渡のケンさん(金鶴の加藤 健社長)ご来店。
季節商品の「純米吟醸生原酒」を6月1日に発売するというお知らせと、ちょっとした催しの案内を持って来られました。
ケンさんには佐渡にお邪魔するたびに大変お世話になっておりますので、たまには丁重におもてなししなければいけないと思いつつ、結局いつもと変わらぬ対応になってしまいまして… まぁ時間がなかったということで勘弁してもらいましょう。
それにしても、酵母や火落菌などの微生物や 麹から移行している酵素類などの活動を停止させ酒質を安定させるための加熱処理というものを一切施さない「生酒」が、気温の高い夏場でも流通させられるようになったのはいつ頃からでしたかねぇ?昔はどこの酒蔵さんも変敗を恐れて嫌がっていたものですが。それだけ除菌ろ過などの酒造技術や設備が飛躍的に進歩したのでありますな。いや、こんなことを言っていると「あんた、ナニ時代の人間だい?」と思われてしまうほどに。
もうひとつ言わせていただきますと、麹由来の香りというのは昔はあまり良い評価を得られなかったものですが、近年ではあえて麹臭を強調しているようなお酒が人気だったりして、その辺からもお酒の風味に関する嗜好の変化というものが感じられますわ。もっとも、歳とともに味覚は変わりますし、いろんなタイプがあるのは選ぶ楽しさがあっていいことですけどね。
果たして100年後の日本酒はどのような風味になっているのでしょう?
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この味を少しずつでも向上させながら、地道に継承していって欲しいと思えるお酒が私の心の中にはあります。そしてその蔵が存続していけるよう、お客さんと一緒に応援していくのが我々酒屋の仕事だと思っております。
ケンさんが帰られた後に、何故かそんなことを思ったのでした。
店頭の枯れ木を何とかしなければ と考えてはいたものの、何かと野暮用が続いて延ばし延ばしになっておりまして…。が、ようやく本日 代わりの樹を物色・入手して来ました。が、よりによってこんな日に限り新潟は暴風雨に見舞われまして、この台風並みの空の下では植え替え作業など出来たものではありませんわ。まぁ用意だけしておけばいつでも出来ますから、連休中の楽しみに取っておきましょう。
そんなこんなで気がつけば あっという間に夕刻、かーちゃんが餃子を作る用意をしております。雨に叩かれて体は冷え切ってるものの、その肴であればビールでしょ、と、自宅では年に数回しか飲まないビールの出番ですわ。晩酌は九割以上の割合で清酒ですからねぇ ウチは。
黒ビール、随分久しぶりですな。あぁ 泡も色が濃かったんだね…と、そんなことすら忘れるほどに。
感慨深く口に含み、しみじみと味わっていたつもりが…
不覚にも餃子が焼き上がる前に全部飲み干してしまいましたわ。うわ~っ(ToT)シマッタ!
ビールはお腹がいっぱいになるので1本で十分、2本飲むと折角の料理が楽しめなくなりますのでね。
かくして、我が家の晩酌は清酒に落ち着くのでありました。やっぱ人間には向き不向きというものがあるんですなぁ~ 妙にホッとしたりして。おっと、そろそろサザエさんの時間だな。今シーズンはオープニングが新潟バージョンなので、そのお心遣いに敬意を表してテレビを点けての晩酌なのです。
あっ その前に梅酒もひと口… これは食前酒ですので、晩酌に非ず。デス。
土地の酒
オヤジの代から大変お世話になっている新潟市西蒲区の笹祝酒造さん。当店では訳あってあまり目立たないように置いてありますが、お付き合いとしては決して浅い方ではないのです。
あまり在庫はしてないので、必要な時は車をとばして引き取りに伺ってます。20分ちょっとで着きますからね。今日も夕方にササッと行ってきました。
酒蔵さんの母屋ですから当然ですが、和の落ち着いた風合いがいいですねぇ。(^v^)
私が幼いころ、ウチの孫爺さんが愛飲していたのがこちらのお酒。夏でも冬でも もう少し日が陰ってくると、相撲を観ながら温めのお燗酒で晩酌していたのを憶えています。オジさんから聞いたところによると、孫爺さんの最盛期には昼酒(仕事中に)で一升瓶を二本空けることも珍しくなかったそうで… いやはや良い時代だったというか、丈夫な体だったというか、何れにしても今そんな人がいたら周囲から白い目で見られてるでしょうなぁ。
時代とともに人々の嗜好も変わり、お酒の味も相当変化してきましたが、昔からあるものがずーっと存在し続けてくれたらいいなぁ… と、しみじみ思うのでした。
酒の陣の会場「朱鷺メッセ」。こっちは裏口ですが、空いてる駐車場からだとここが入口、この状態で背中の方面に佐渡汽船乗り場があります。
雨は止んで良かったんですが、この季節は冷たい風がピューピュー吹き付けるので、屋内に入るまでが結構辛かったりして。
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信濃川を挟んだ対岸は、古き良き時代の名残が感じられます。
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上流に向かったアングル。
ウォーターシャトルがここからウチの近くの「にいがた ふるさと村」まで往復してます。冬場は休止なんですが、酒の陣の時は臨時に特別運航してます。
興味深そうに眺めている方々の隙間から撮影。写真を撮ってるだけだと冷やかしっぽいので速やかに移動。
試飲ブースごとの写真は昨日十分に撮りまくったので、今日はじっくり見て回りました。同行のかーちゃんは試飲役。
これだけ大勢の方が集まれば、当然ながら顔なじみの方も沢山居られまして、ご近所さんから大阪の酒屋さんまで、「おや、こんなところで…」とのサプライズもこのイベントの楽しいところです。中には「マイタさん、どこに居るの?」と携帯に連絡を下さる方も… 嬉しいですねぇ。すっかりお祭り気分ですわ。
試飲チケット代が上がったので、ご不満の方も居られたかとは存じますが、そもそもこの企画は参加している酒蔵さんの負担が大きく、かなりの赤字とのことです。蔵元さんによっては持ち出し分が洒落にならないところもありますので、どうかご理解のほど よろしくお願い申し上げます。
この「にいがた 酒の陣」で、今まで知らなかった酒蔵さんのお酒を初めて口にして、「ああ、こういうお酒もあるんだね。」と、新たな出会いが生まれたらなによりですわ。若い方の姿も年々増えているようですし。
さーて、十分楽しみましたので、家に帰ってゆっくり晩酌といきましょうかね。
いつも開場と同時に入って恥ずかしい思いをしているので、今回はちょっと遅めに行ってきました。10時40分ころだったかな?
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階段を降りたところ。
そのすぐ右手に…
暖簾を潜って右へ。
その周囲。
スルーして試飲スペースへ。
個人情報保護の観点から、自ずと似たようなアングルに…
目を引くディスプレィ、慣れたものですな。
最近、雑誌などに露出の多い酒蔵さん。
見易く並べてありますね。
玉川酒造さんは年々賑やかさが増してますわ。嫌でも目に入ります。
蕎麦か…
一杯やりたくなりますねぇ。
食べものいろいろ…
まだそれほど空腹ではありませんので素通りして…
やっぱ桜は酒に似合いますよ。
金鶴の蔵人・クニちゃん。
髪切って来たね。うむ、坊主頭でよろしい。
あちらに見えるのは石本酒造さん。今年は販売もするかな?
驚愕の23トン仕込みをこなす菊水酒造さん。垢ぬけてます。
宮尾さんは相変わらず黒山の人だかり。邪魔しちゃいけないので裏から撮影。
どこかの酒屋さんが蔵元さんに取引きのお願いをして回って居られます。こういう場所ではルール違反ですよ。
酒の陣特製Tシャツ。全銘柄?がプリントされてて人気は上々、昨年は早々に売り切れたそうです。
午前中でもこんなに人が居られますから、これからどんどん混むでしょうね。
とりあえず今日はこの辺でお暇いたしましょう。
帰り際、「あー、来て良かった!」ヽ(^。^)ノ と喜んでいる若い男性とすれ違い、思わず頭を下げてしまいました。有難いお言葉ですわ。m(__)m
明日は何時ころ行こうかな…