特別障害者手当は、重い障がいのために日常的に介護が必要な20歳以上の方を対象にした支援制度。
国の制度ですが、申請は市町村の窓口。
要件に当てはまれば、月額27350円が年に4回分けて支給されます。
その名称からも、障がい者手帳を持っている人が対象だと勘違いされていることがありますが、障がい者手帳がなくても申請できます。
「在宅の障がい者が対象」と市のホームページにも書かれていますが、市内にも多くある有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、軽費老人ホームなどに入所されている方も対象になります。
所得制限はありますが、かなり緩やかで年金収入だけなら、ほぼOK。
一般質問の発言の順番をお知らせする「赤旗読者だより」に、こうしたことを掲載したら2件の問い合わせがありました。
「母親が要介護4でグループホームに入っているが、もらえるか?」・・・かかりつけ医に診断書を書いてもらって障害の程度が該当すれば支給対象の可能性が大きいと思います。
「本人の所得は基準内だが、別居の子どもなどの所得は関係あるか?」・・・生計を維持している(一般には同居世帯)扶養義務者、配偶者の収入が関係します。別居の子どもさんなどの所得は問われません。
まだまだ制度を知らないために、活用されていない方がたくさんおられると思います。
明後日の一般質問の項目のひとつです。
介護保険の要介護4,5の方は、受けられる可能性がおおいにあると思います。
ご家族やお知り合いにおられたら、お知らせしてください。