こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

暖かくて美味しい給食を全ての子どもたちに届けたい

2016-09-07 22:43:23 | つぶやき
議会前に、日本共産党市会議員団が各種団体や地域後援会の役員さんに案内して開催している市政要望懇談会。

今日は、中学校給食の問題で、多くの方から質問、意見が集中しました。


ちょうど一昨日の夜も、ある方から、電話で意見がありました。

「夏休み、まともにお昼ご飯食べてない子が、ようけいる。毎日カップラーメンとか。泉大津でも、中学校給食、したって!」

子育て終わったその方は、ご近所の子どもさんたちの話を聞いたり見たりするなかで「算数より、理科より、給食が大事や!」と。


私自身は、子どもたちが中学・高校時代、お弁当を作るのが楽しみでした。

子どもたちと一緒に作ったこともあります。

子どもたちと一緒に過ごす時間がなかなか作れなかったり、子どもと約束をしたことが守れなかったり、(子どもに説明のできない、でも緊急で大切な用事があとから入ってきたときなど)、この仕事と「親業」との両立は、自分で選んだ道とはいえなかなか困難でした。

子どもたちと心が通わない不安を感じていたときも、空っぽになったお弁当箱がかえってくることで、ひとまず心が落ち着きました。

「お弁当をつくる」ことは、私自身の心の安定剤でもあったかもしれません。


「お弁当」は、懐かしく暖かく、そして少し、ほろ苦い思い出です。


そんな個人的な感慨とは別に、中学校給食の実施を強く願うようになったのは、「子どもの貧困問題」について考えるようになってから。

特別に支援が必要な子どもと親への支援は、一番必要なところに届きにくいのです。


全ての子どもの育ちを支える施策を充実することが、結局「一番必要な子ども」を、セーフティネットから落ちこぼれないようにすることになる。


育ち盛りの子どもたちが、おなかをすかせているのなら、せめて「一日一食は、ちゃんと食べられるようにすること」。それこそ社会全体の責任。



「給食まがい」の業者弁当ではなく、心も豊かになる、生涯の健康の土台をつくる、おいしくて暖かい食事を。


今日の参加者の発言。「いろいろ問題があっても、『できない』とあきらめるのではなく、どうしたらできるのか、知恵をしぼって欲しい」




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