こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

カラダの恩

2016-09-05 23:04:30 | つぶやき
退院して1週間。

たくさんの方に「どうですか?」と労りの言葉をかけていただきました。



退院を前に主治医に質問したこと。

「自転車、車の運転は問題ありますか?」

答えは「自分の感覚で、できると思ったらいいですよ」


翌日から、車は乗りました。

自分の感覚で全く問題なし。


自転車は自粛しています。不安があります。


だから、移動は徒歩、または車。


歩ける距離、歩くスピードは、毎日進歩しています。


歩きながら、浮かんだ谷川俊太郎の詩の一節。






カラダと仲良く

              谷川俊太郎

歩いていると歩ける自分にびっくりする
立っていると立っていられることがありがたい
座っていると座れる自分にしんみりする
病んで初めて老いて初めてココロが気がつくカラダの恩

アタマは眠っていてもカラダは眠らず働いている
ココロが夢を見ていてもカラダはどこかで起きている
黙々と24時間働き続ける口下手なカラダの言い分
ココロとアタマは聞いているだろうか

すこやかな私の中に病むかもしれない私がひそむ
若い私の中に老いる私がうずくまっている
私の中の予測できない私のために
今日の私を明日にむかって書きとめる
コメント
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