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こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

子育てはみんなのなかで・・・バトンを受け継ぐ人たち

2011-07-23 08:26:51 | 保育・子育て
昨夜は「泉大津の保育をみんなでよくする会」の第16回総会に出席しました。

今、母親になった子どもが保育所に行っているとき、30年近く前、各保育所の保護者会を横につなぐ「保護者会連絡協議会」の設立呼びかけ人のひとりとなりました。
きっかけは「毎年、子どもたちが楽しみにしている移動動物園の予算がつかないらしい」と聞いたこと。準備会で活動しているときに、それまでも近隣に比べて高かった保育料引き上げの動きがあり、急遽取り組んだ署名が功をなし、長年にわたって保育料は据え置かれることとなりました。
その後、保護者会と公立保育所で働く保育士などの労働組合が中心になって、昨日の総会の「保育をよくする会」を立ち上げ、役員のひとりとして数年前まで参加していました。今は一会員です。

会は保育所民営化計画や定員割れしている小規模保育所廃園計画にストップをかける運動もしてきました。保育時間の延長や給食の改善も要求してきました。
子ども達はやがて卒園するので、学童保育の問題にも取り組んできました。
時には子ども連れで夜の会議に参加したり、せっかくの休みに「遊びにつれていって」という子どもをなだめたり・・・。「我が子のために」と思って参加した運動で、子どもを犠牲にしているのではないかと、悩むこともあったと思います。
たくさんの父、母が子どもの手を引いて署名運動に参加しました。せっかく、運動が実っても、我が子は卒園・・・ということもあります。それでも、つないできたバトン。
子どもたちを守りたいと思えば、手をつなぎあうことが何より大切だということを、みんなで学びあってきました。そしていろんな出会いがありました。

30年近い時が流れても、私たちが子育てとしていたときと同じ、「おかしいと思うことは声をあげようよ」と集まる親達がいて、隣の保育室では子どもたちの元気な声が響いていました。
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