こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

高齢者の「自立」生活

2011-07-29 23:55:05 | 社会保障
きょうは地域の日本共産党の週1回の会議の日。

最高齢は86歳のSさん。シルバーカーを押して30分かけ、歩いてこられます。
帰りは、暑い盛りなので私の車でお送りします。

「めんどうかけるね」
「いえいえ、ちっとも。来てくれるのが、みんな嬉しいから。」
「そういってくれると嬉しいけど」

毎回毎回、繰り返すやり取りです。

厚労省は高齢者や障害者が、福祉サービスを何も使わないことを「自立」といいますね。
たとえば、介護保険のサービスを使う方が「自立」していないというのなら、それは大変失礼なことだといつも思っています。

「自立」した生活とは、自分の意思で「きょう何をするか」を決め、自分で自分の生活をデザインすること・・・ではないでしょうか?
その「自立生活」を支えるためにこそ、様々な社会保障の制度があり、公私の福祉サービスがあってほしい。

きょうの会議で私は「福島からのたより」を紹介しました。Sさんも「ウン、ウン」とうなずいて聞いてくださいました。


10年前介護保険が始まったとき、Sさんは「要支援」の認定を受け、私は「力のいる家事は無理をしないで介護保険の訪問サービスを使うこと」をすすめました。10年のあいだに何度か、病気や怪我で入院することもありました。そして電動自転車を「足」として走り回るのはついにあきらめ(交通事故が心配)、今はシルバーカーを杖代わり歩きます。

「私のライフワーク」と言って寸暇を惜しんで英語の勉強を続け、「耳が遠くなってね」とこぼしながらもいろんな講演を聴きに出かけ、永年のお付き合いを大切にし、悪政に怒り嘆き、「署名運動」などは日頃のおつきあいをいかして・・・シルバーカーを押して歩くSさんは「自立」した高齢者のモデルだと私は思っています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綱領・古典連続講座

2011-07-29 09:02:28 | 日本共産党
昨日書いた「綱領・古典講座」について
「綱領」はC委員長を、「古典講座」は社会科学研究所長の不破さんを講師に、それぞれ月1回の連続講座です。
私たちは、6月の議会が終わってからこれまでの分を追いかけて視聴しているところです。

1回2時間。全然知らなかったこと。知っているつもりで知らなかったこと。知っていてもわかっていなかったこと。・・・歴史の事実に学ぶということがどんなに大切なことか。痛感しています。

HPで視聴できます。何にもおもしろいTVもないし・・・という時間などに視聴してみてください。おすすめです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうは勉強の日

2011-07-29 00:28:17 | 日本共産党
日本共産党が昨年末から続けている「綱領古典講座」、その中のCさんの「綱領」の講義をDVDで視聴。何やかやで、なかなか同時中継には「参加」できないのであとから一生懸命追いかけています。
第3回、4回分をお昼ごはんをはさんで、さらに小津中学校への訪問もはさんで、議員3人と地元の党支部の仲間といっしょに事務所で視聴しました。

これまでいろんな場面で私自身も「アメリカいいなり政治から脱却を」と言ってはきましたが、「いいなり」の深~い歴史と構造をあらためて見せ付けられると、オソロシイと思います。オソロシイけれど、その事実を知らないでいることはもっと恐ろしい。

「日米は対等なパートナー」というたてまえの「公開された条約」と、時の両国外交担当者によって交わされた「非公開の密約群」。「密約」が時を経て、アメリカの外交文書によって公開され、それに基づいて、国会で質しても日本政府はのらりくらりと、逃げるばかり。

Cさんは「原発列島もこの(経済的対米従属)の枠組みのなかで」として、1953年、アイゼンハワー大統領の「平和のための原子力」の呼びかけ以降、アメリカが濃縮ウランと原子力技術を日本に売り込み、日本のエネルギー政策を支配してきたこと、そしてその延長線上に「フクシマの今」があることにも言及しました。

これは「7月28日の日記」ですが、すでに日付が変わりました。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする