妙心寺を訪れるのは約4年振り。
「京の冬の旅」で妙心寺の三門が特別拝観してるので訪れました。
ずっと訪れたいと思っていたが、
他に行った事の無いお寺が多くて多くて。(^^;
所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町64
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦如来
創建:暦応5年/康永元年(1342)
開基:花園法皇
開山:関山慧玄
【歴史】
京都の禅寺は五山十刹に代表される室町幕府の庇護と統制下にあった一派と、
それとは一線を画す在野の寺院とがあった。
前者を禅林または叢林、後者を林下といった。
妙心寺は大徳寺とともに、修行を重んじる厳しい禅風を特色とする
林下の代表的寺院である。
平安京の北西部を占める妙心寺の地には、花園上皇の花園御所(離宮萩原殿)があった。
花園上皇は建武2年(1335)落飾して法皇となり、
花園御所(離宮萩原殿)を禅寺に改めることを発願した。
法皇の禅の上での師は大徳寺開山の宗峰妙超であった。
宗峰は建武4年(1337)12月没するが、臨終間近の宗峰に花園法皇が、
「師の亡き後、自分は誰に法を問えばよいか」と尋ねたところ、
宗峰は高弟の関山慧玄を推挙した。
その頃、美濃の伊深で修行に明け暮れていた関山は都に戻ることを渋っていたが、
師僧・宗峰の遺命と花園法皇の院宣があっては辞去するわけにはいかず、
暦応5年/康永元年(1342年)、妙心寺の開山となった。
妙心寺は応仁の乱で伽藍を焼失したが、中興の祖である雪江宗深の尽力により復興。
細川家や豊臣家などの有力者の援護を得て近世には大いに栄え現代に至る。
【南総門】
【境内】
とてつもなく広いです。
【三門】
東福寺の三門と比べるとコンパクトな造り。
禅寺にしては珍しく朱色で派手な印象です。
現在の三門は鉄山宗鈍が徳川家康公の支援を得て、
慶長4年(1599)に建立されたもの。
重要文化財。
早速拝観料600円を支払い三門上へ登る。
階段が急で頭をぶつけそうになる。
楼上に上がると仏殿、法堂が上から見れて最高です。
しかし残念ながらこちらも撮影禁止でした。(泣)
早速中に入ってみました。
こちらは東福寺の三門と違って中が狭く団体さんがいれば、
楼上の外で待たされる場合もありましたね。
薄暗い照明に浮かび上がる御本尊観世音菩薩や十六羅漢像が威厳たっぷり。
雰囲気抜群です。
天上や柱には龍や飛天、鳳凰等が鮮やかに描かれており、
かなり保存状態は良かったです。
【御朱印】
宝冠円通大士とは観世音菩薩とのこと。
書置きでした。
【仏殿】
文政10年(1827)に建立されたもの。
重要文化財。
【法堂】
明暦2年(1656)に建立されたもの。
重要文化財。
こちらに世界最高峰である狩野探幽の雲龍図があります。
【経蔵】
重要文化財。
【大方丈】
【放生池】
【蓮池】
【御朱印】
男前でカッコいいですよ~。
30分見続けても飽きませんよ。
まだでしたら、是非ともお会いしてください。
楽しみです♪
性に合ったのか禅宗を信仰する武士が多かったんですよね。
なのであれほどの巨大伽藍が造営され繁栄したんです。
知りませんでした。
まぁ、気にせず参拝してくださいね。
大和十三佛霊場だったら安倍文殊院の男前の御本尊が最高です。
コメント入れていただいたのにすみません。
書き終えて数字4桁を入力して投稿ボタンを押しても、
たまに投稿されていない場合があります。
だから確実に投稿されているか、
確認しています。
投稿されていない時はもう一回、
4桁を入力して投稿ボタンを押していただければ
大丈夫だと思います。
京都はやっぱり豪華ですね!幕府の庇護を与える、与えないって、誰が決めるんでしょう?
えーと、前回の、龍雲寺の、コメント、もっといっぱい書いてたのに、消えてる!何ででしょう?書きすぎ?
と、思いながら、また長々と書いてしまう(>__