妙心寺の塔頭の一つである衝梅院が、
「京の冬の旅」6年振りの公開とあって参拝することにしました。
庭がメインなんであんまり期待してなかったけどね。(^^;
所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町66
宗派:臨済宗妙心寺派
創建:文明12年(1480)
開山:雪江宗深
開基:細川政元
【歴史】
室町時代末期の文明12年(1480)、妙心寺中興の祖・第九世・雪江宗深禅師を開山とし、
細川勝元の長男である室町幕府管領・細川政元は父勝元の死後、
妙心寺全山再興を援助の外護を受けて創建されました。
衡梅院の開山・雪江宗深禅師は、応仁の乱後、後土御門天皇の勅命を受けて、
応仁の乱で全山焼失した妙心寺を再興し、再中興開山(妙心寺六祖)と呼ばれた名僧です。
文明18年(1486)に亡くなった禅師の遺命によって衡梅院が塔所とされました。
雪江宗深禅師には景川宗隆禅師、悟渓宗頓禅師、特芳禅傑禅師、
東陽英朝禅師といった4人の優れた弟子があり、
この4人は妙心寺四派の開祖となって妙心寺発展の基礎となりました。
その後、衡梅院は一時無住となり衰退しますが、
江戸時代初期の慶長9年(1604)に衡梅院の中興となった天秀得全禅師が、
大阪の陣の豊臣方七人衆の一人、真野蔵人一綱の援助を得て再建されました。
【山門】
【境内】
【前庭】
拝観料を支払い中へ。
【方丈前庭】
【梵鐘】
寛文12年(1672)衡梅院の第六代住職・妙道和尚が、
生母の桂春大姉(後水尾上皇の中宮・東福門院の侍女)の、
菩提を弔う為に鋳造寄進したもの。
とても優美で下の部分が特徴的。
こういう梵鐘は今まで見たことないですね。
【長法庵】
【四河一源の庭】
まぁ、特に心に響くものもなく。
このお寺で仏像を見た記憶が全く残っていない。
仏様を祀っていないのではないかな?と思ってしまうお寺で、
個人的には残念でした。
【御朱印】
書置きでした。
【抹茶セット】
「京の冬の旅」スタンプラリーで3つ揃ったので、
今回も妙心寺横の花園会館「花ごころ」で抹茶セットをいただきました。
前回は店員の愛想が悪くて今回は行くのを躊躇ったが、
他の店は駐車場の都合で、結局ここになるんですよね。
今回は店員の愛想が良かったです。(^^
お庭の良さが未だに解らない素人ですー。で、このブログ見て少し本を読んでみました。
やっぱり、解らない(>_
えーと、お庭を見るときに、注意して見ると、面白いよー?って事がありましたら、ご教授お願いいたします。
因に、法華寺で追加料金払って入った、庭も、今一でした。あ、季節も外してたんだと思います。花も咲いてなく。(>_
私も庭には興味が無いですけど、
たまに良い庭だなーと思うこともあります。
京都の黄梅院や建仁寺の潮音庭とか。
面白いよー?って事ですか?
あんまり記憶にないな~。
強いていえば龍安寺の石庭の壁に歩いている人がいることぐらいかなぁ。
私も行ってきましたけど、
やっぱり花が少ないので残念でした。
あの庭園は花が咲いてこそですね。