Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

龍雲寺<桃山善光寺>(2016年5月14日参拝)

2016年06月25日 | 仏閣
大満足の海宝寺を後にし、
本日最後の参拝となるのが龍雲寺。

通称桃山善光寺と呼ばれているお寺です。


所在地:京都府京都市伏見区桃山毛利長門東町37
宗派:天台宗
御本尊:十一面観世音
創建:不明
中興:正徳5年(1715)
開基:石川備中守
開山:珍恭和尚


【縁起】
雨宝山龍雲寺は創立年代は不詳といわれるが、元々は大亀谷にあったという。

正徳5年(1715)に伏見奉行石川備中守が、
5代将軍綱吉の念持仏の観音像を拝領し、
これを本尊として現在の場所に近い三河屋敷町に移した。

関ヶ原合戦の前哨戦で西軍に攻められて伏見城で討死した
鳥居元忠以下300余人の将士の菩提寺としており、
徳川幕府との関連が深い寺である。

寛政8年(1796)信州善光寺の一光三尊仏阿弥陀如来の御開帳が、
この寺で行なわれたが、信徒からの希望により、
像を模刻してこの寺に祀ったことから、
龍雲寺は新善光寺又は桃山善光寺と称されるようになった。

慶応4年(1868)の鳥羽・伏見の戦いの際には、
薩摩軍の大山弥助が砲兵隊長として陣地をここに置き、
会津藩兵や新選組を主力とした旧幕府軍が籠る伏見奉行所を攻撃している。
 
明治27年(1894)旧寺地の辺り一帯が伏見桃山陵の造営の為、
天皇御料地として国に買い上げられたので、明治31年(1898)現在地に移転。

現在の本堂は醍醐寺の塔頭の建物を移したものといわれる。


【寺号標】


駐車場は寺号標の左手にあるのですが、
これがまた超絶に停め難い。(泣)

左折しようとしても軽自動車でやっとという感じで、
普通車は非常に厳しい。(泣)

仮に左折して頭から車を駐車場に入れても、
駐車場が細長いので、転回がこれまた非常に厳しい。(^^;


停め方としては突き当りを左折して駐車場に入れるんじゃなくて、
右折してからバックしながら駐車場に入れるのが、
一番マシなやり方ですね。

勿論、右折も曲がり難いので、
神経を使うしテクニックも必要ですけどね。(^^;

ベルファイアやエルグランドだったら無理だと思います。

こんな停め難い駐車場は初めてですわ。


【山門】


雅ではなく武家の強さを感じる山門ですね。


【本堂】


こちらも綺麗に手入れされた境内です。




一光三尊仏の阿弥陀如来が見えますね。

ただ御本尊の十一面観音が見えません。

何処へ?


【不動堂】




除不動明王、十一面観世音、元三慈恵大師像が祀られていました。

もしかして御本尊はここに追いやられてるとか無いよね?


【南無地蔵尊】





【鐘楼堂】



【地蔵尊】



【六地蔵】



【法華塔】