Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

妙心寺塔頭 大雄院(2016年5月14日参拝)

2016年06月18日 | 仏閣
臨済宗を開かれた臨済義玄禅師の1150年遠諱と、
日本臨済宗中興祖である白隠慧鶴禅師の250年遠諱を記念して、
4月12日から5月22日まで春の京都 禅寺一斉拝観が行われています。

禅宗寺院約60ヶ寺公開されるということですが、
既に行った事がある寺院や平日限定だったりで、
そんなに高まることも無かった。

だけど、妙心寺塔頭である大雄院や洛北の正伝寺等、
参拝してない寺院もあるので、そこは押えておかないとね。

まずは妙心寺へ。



所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町52
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦牟尼仏
勧請開山:蘭叔玄秀
開山:慧南玄譲


【縁起】
大雄院は大本山妙心寺山内の北に位置し、
慶長8年(1603)竜野城主石河紀伊守光元の長子である
尾張藩犬山城主石河市正光忠により父光元の菩提を弔う為に、
菩提所として創建したもので、慧南玄譲を開祖とする。

慧南玄譲は光忠の叔父にあたり、石河市の菩提寺美濃乙津寺、
二世蘭叔玄秀の法孫であって、慧南は蘭叔玄秀を勧請開山としている。

時は豊臣時代から徳川時代へと移る過渡期にあり、
極めて激しく流動した時代でした。

大雄院は石河家本流の香華所(御位牌所)として現在に至っております。


【妙心寺境内】



【表門】


桂春院の近くにお寺があったので分かりやすかったです。

京都府指定登録文化財。


【前庭】



【庫裏】


江戸末期に改造された京都府指定登録文化財。

ここで拝観料を支払い客殿と書院へ。


【庭園】












凄く落ち着くお庭でした。

また撮影不可でしたが、
客殿では柴田是真や土岐済美作の襖絵が見れました。


【稲荷社】



【鎮守社】



【御朱印】


通常バージョンです。




こちらは一日20枚限定の達磨の御朱印です。

書置きでしたが、
最終日の2日間のみ直書きでいただけたようです。


ちなみに毎月第一土曜朝、第三土曜昼に坐禅会が行われています。

興味がある方は是非。