Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

典厩寺(2016年4月30日参拝)

2016年06月02日 | 仏閣
武田信玄公の一騎打ちの像を見たら、
良き弟であった武田典厩信繁所縁の典厩寺に行きたくなった。

幸いにも川中島合戦場から車で10分もかからない近距離。

しかし時間は16時を過ぎたところ。

ダメもとで行ってみたら間に合いました。(^^

17時までやっていましたよ。



所在地:長野県長野市篠ノ井杵淵1000
宗派:曹洞宗
御本尊:薬師如来
創建:明応9年(1500)頃
開山:不明



【縁起】
当寺は明応9年(1500)頃当時、瑠璃光山鶴巣寺と称していた。

永禄4年(1561)第4回川中島合戦の際に、
信玄の弟・武田典厩信繁は武田軍の副将として
この寺に典厩本陣を張りました。

激戦の中、信繁は兄信玄を守り討死し、
この寺に埋葬され菩提と弔っています。

第4回川中島合戦から61年後の元和8年(1622)、
真田信之が上田から松代城に移封され松代真田藩の祖となります。

かつて武田家重臣だった真田家は大恩ある典厩信繁の菩提を弔う為、
藩主真田信之の命により寺の名前を松操山典厩寺と改め、
真田藩主の武家寺として寺は発展し、その歴史を伝えております。


【風景】


お寺近くの風景です。


【六地蔵】


山門前で六地蔵がお出迎え。
上には首の無いお地蔵さんも。(^^;

無料駐車場がありました。


【山門】


真田3代藩主幸道の御霊屋の門を移築したものとか。

ここで拝観料200円を支払い境内へ。


【閻魔堂】




早速本堂と行きたいところだが、
この典厩寺には一番の見どころが閻魔堂です。


万延元年(1860)合戦300年祭の法要の記念に建立されたもの。


【閻魔大王像】




うお!でか!!

八代藩主真田幸貫が川中島合戦戦死者8000余名を供養する為に、
この閻魔大魔王を造ったそうです。

閻魔大魔王としては日本一大きいそうです。

ただ、左手とか頭部以外はよく見ると造りが甘いですね。(^^;


【天井画】


三十三身の像。


【薬師如来】


弘法大師作というのは眉唾ものだし、
閻魔大魔王に薬師如来の組み合わせは違和感を感じる。

まさかこの薬師如来が御本尊じゃないよね?(^^;


【境内】



【本堂】


本堂は残念ながら堂内を見ることすら出来ませんでした。

よく見ると風林火山と毘と龍の軍旗があった。

上杉軍に討ち取られた典厩を祀るお寺なのに、
上杉の軍旗があるのはこれ如何に?

お寺としては武田上杉分け隔て無く供養してるということかな。


【武田典厩信繁墓】





【懐古の碑】





【躑躅ヶ崎館の愛石】


東郷平八郎、伊東、上村の三元帥が、
信繁の尊霊参拝時に建立されたそうです。


【謙信の力試しの石】



【座禅石】



【川中島合戦記念館】




60点程展示されているそうです。




武田不動尊。




武田信玄図。




武田信虎が描いたとされる虎。




甲陽軍鑑。

本物だろうか?




典厩が着用した鎧の下着だとか。

本物だろうか?

いろいろ見ればみるほど怪しくなっているんだが。(^^;




刀。

くどいようだが本物だろうか?(苦笑)

その他にもいろいろありましたが、
これ以上の撮影は止めました。


【首きよめの井戸】



【牡丹】



【ボケ封じの石】



【御朱印】


奉拝と日付以外はハンコです。

それに右上の信玄の弟の部分は印がちゃんと押せなかったので、
わざわざボールペンで書いてくれてるし。(苦笑)

わざわざ書かなくていいのに。(^^;


【寿司】


ホテルがある長野駅近くの築地日本海長野駅前店に入店。

蕎麦は朝に食べたし寿司が食いたくなったので。

でも善光寺行く時に思ったのですが、
大通りを走っていても回転寿司店を一つも見なかった。

海の無い土地柄仕方ないかも知れないが、
長野県人は寿司を食わないのだろうか。(^^;


本日はこれにて終了。
充実した一日であった。(^^

明日は憧れの地へ行くので楽しみ。