無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

十六羅漢

2010-03-20 09:55:07 | 
酒田市の北に遊佐町がある。その遊佐町の吹浦海岸の岩場に、十六羅漢がある。子供の頃は、小学校の遠足や海水浴の時に来て、本当に16あるのか探してみた。最後に訪れたのが某ネットのオフ会の時だったと思う。吹浦バイパスが出来てから、この海岸線を走る7号線には、なかなか足が向かなくなった。先日、某審議会の視察で、この十六羅漢から見る景観を確かめる必要があった。昼の休憩を利用して、降りてみる事にした。



さぁ、何体見つけられるかな。





狛犬のような物を見たのは、初めてだ。



少し離れた所にも点在する。



大海原を枕に、横になっている羅漢さんもいた。





見終わった後で気が付いた看板。16体どころか21体もあるのだそうだ。



十六羅漢の由来。(あ、英語の部分が切れている!)



おまけ
十六羅漢そばのレストランで食べた夕日ラーメン(650円)。
出汁は魚だし、縮れ麺、アオサがトッピングしてあり、美味しかった!
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8 コメント

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Unknown (yukacan)
2010-03-20 19:55:59
21体どころか22体って書いてあるよ。波に削られるほどは波打ち際に近くはないのでしょうか。ラシュモアみたいですね。何年かけて彫ったのかしらと思ったのですが元冶元年と言うと1864年だそうで明治初年って明治元年(1868年)?で計算すると約4年になります。明治ってずいぶん昔なんですね。って話がずれました。
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yukacanさん (cake)
2010-03-20 21:33:29
あら、22体でしたか。あらら、下の由来には22体で、上の地図には21体って書いてありますね。どちらが本当なのでしょう。それとも1体が消えちゃったのでしょうか。
この由来もさっぱりしていますね。寛海和尚は、海で亡くなった多くの人達の供養の為に、彫り続けたと聞いています。

この日は海も荒れてはいませんでした。冬の高波では、羅漢さんも波をかぶるのではないかと思います。お顔も大部削られていますものね。ただ涅槃の羅漢さんの賽銭がそのままになっているので、この高さだと大丈夫なのでしょう。

明治って、本当に遠くなりましたね。明治の終わりが100年も昔なんですよ。
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Unknown (そふぃー)
2010-03-21 12:08:02
スケールが大きいですね!!実際に見てみたいです。
訪れるヒトは多いのでしょうか。
寛海和尚さん、素晴らしいです☆
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そふぃーさん (cake)
2010-03-21 22:31:34
子供の頃は仏像には興味が沸きませんよね。十六羅漢は地名のように使っていました。吹浦港を挟んで、西浜海岸と呼ぶ砂浜と、十六羅漢の方は岩場で、鳥海山の噴火で流れた溶岩で出来たのかなと思います。この岩場は、子供が泳ぐには危険だと言われて、西浜海岸で遊ぶように言われました。
大人になって見ても、この十六羅漢は素敵だと思います。天気の良い日には、遠くに飛島が見え、背後には男性的な鳥海山がそびえています。酒田から見える鳥海山はなだらかですが、ここから見ると別の山のように見えます。

どうか一度いらして下さい。ちょっと旧道に曲がらないといけませんが、見晴らしも良い所だと思います。
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Unknown (Andi)
2010-03-23 04:46:47
ということは、この和尚さんは、和尚さんであるばかりか、石工でもあったわけですよね。それとも石工だったのが、和尚さんになったんでしょうか?

22体あるのに、どうして十六羅漢と呼ばれるようになったんでしょうか? ラシュモアが出来たのはこれより後でしょ? ここからアイディアを取ったんじゃないかって気がします。
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Andiさん (cake)
2010-03-23 07:16:33
22体もあるのに、何故十六羅漢と言うのでしょうね。和尚さんが彫ったのが16なのかしら。不思議ですね。和尚さんは石工ではなくて、仏像を彫れたのだと思います。木仏なら、他の大師も随分と彫っていますね。

十六羅漢とラシュモアとは比べられないのかなと思います。目的が違うのではないでしょうか。十六羅漢の辺りは、海難事故も多くなかなか死体も上がらないと聞きます。陸に戻って来られなかった方々の為に供養として彫ったようです。
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こんなに無造作に (お幸)
2010-03-23 13:07:35
すごい景色ですね
波に侵食されたりしないのでしょうか
何を思いながら彫ったのか
あ、無心で彫った・・・か

宇都宮にも長岡の百穴(ひゃっけつ)というのがあって
環状線のすぐそばの岩山に穴の奥に仏様が彫ってあります

十六羅漢は大胆で大らかですね
いつか見に行ってみたいです
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お幸さん (cake)
2010-03-23 22:00:25
お幸さんは、十六羅漢の意味はご存じですよね。私は何も知らずに16体だの22体だのと書いていました。何故十六羅漢と呼ばれるのか、仏教の詳しい意味も知りませんでした。十六羅漢は、特別なお弟子さん達だったようですね。

吹浦の十六羅漢も、波風に打たれて、少しづつ浸食されてきていると思います。今度こちらへ向かい事がありましたら、是非ご覧下さい。
宇都宮にもあったのですね。
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