無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

木造の和小屋と洋小屋

2008-06-19 16:26:10 | 建築・都市・港
同じ木造の梁のかけ方でも、日本で古くから作られてきた和小屋と、西洋から伝えられた洋小屋がある。





柏倉邸の米蔵の小屋組



オリエンタルカーペットの工場の洋小屋(トラス構造)
細い部材を繋いで外力を逃がす工法である。
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2 コメント

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Unknown (yukacan)
2008-06-20 15:35:16
和小屋も洋小屋も釘を使っていないのでしょうか。人間の知恵って素晴らしいといつも感心するけれど、こういう技術は今の先端技術にも生かして使われているのでしょうね。
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yukacanさん (cake)
2008-06-21 13:53:47
どちらも板を張るときには釘を使います。昔からあった寺社仏閣などにも釘は使われていますが、竹で出来た釘だったり、1本1本トンテンカンと手作りした和釘だったりします。

和小屋は、木の利点と強さを元にして組み上げて行きます。木を加工して、継ぎ手仕口ほぞなどを造り、繋げて行きます。この写真の和小屋の合掌(斜めの登り梁)の頂点での納め方が綺麗だったので撮してきました。
昔からの大工さんの腕は素晴らしいものがあります。
どうやって繋いだか分からない芸術的な継ぎ手もあります。

洋小屋は、木を単なる材料として使い、ボルトを用いて組み上げていく方法です。この写真は普通のトラスですが、秋田には木造のトラスを応用した大きなドームもあります。もちろん、他の県でも建てられているようです。
技術って、凄いですね。
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