無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

聖籠町図書館

2016-11-18 11:36:06 | 建築・都市・港

最後に訪れたのは、聖籠町図書館である。設計は佐藤総合計画だが、平屋建てで美しいフォルムを持つ。高い方の片流れの屋根は、桁行き方向に緩やかに勾配がついていた。その曲線も見事である。

雨の日の夕方近くになったため、内部から洩れた灯りが綺麗に見えた。

外壁にシングル葺が使われていた。

その色も綺麗だった。

本体の建物と離れて、見つけにくいが左に、緑色のシングル葺きで囲まれた機械棟があった。図書館の床暖冷房の為の機械棟である。

鉄骨の梁や柱は表しで、軒裏も同じだが、天井材が木毛版だった。その取付方が独特だ。

梁の釣り付け位置が、斜めにカットされた木毛板でわかるかと思うが、芯から斜めにずれている。とてもスッキリとして、面白い。

メインの図書室の周りに、研修室やこどものへや、自販機の入った食事が出来る部屋もあった。これがそれである。

身長や年齢に応じて、使用できる家具が揃っている。

今回、見学した図書館は、そのどれもが面白い。さて、酒田市の図書館はどうなるのかな。他に誇れる施設になり得るのか、ちょっと心配でもある。

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新潟市豊栄図書館

2016-11-18 11:22:04 | 建築・都市・港

北区の文化会館の近所にある新潟市豊栄図書館は、安藤忠雄の作品である。

平面は正方形と円を融合した物だった。

中央の円形の壁は、全て本棚で覆われている。

 

円の形の2階は、回遊式になっている。

その中心の1階は吹き抜けになっており、独自に採光を取っている。ここは子供向けの図書室である。

正方形の図書室にある階段。

正方形の平面の中心は、吹き抜けの空間の図書室である。

奥に外部に面した図書室が見える。

その外部は、斜面になった芝生があり、外部と内部の視線を遮った落ち着きのある庭になっている。

その斜面の庭の下が、駐輪場になっていた。巧い造りだと思う。

駐車場から見た図書館。

この石の塀も、石屋さん泣かせだったろうと思う。無駄も多く出ただろうな。うまく切り回し出来ただろうか。

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新潟市北区文化会館

2016-11-18 11:06:10 | 建築・都市・港

新潟市北区文化会館の設計は松田平田設計である。

新居氏の建物に慣れた目からは、この施設は非常にスッキリとした建物に写る。

ベンチ。歩道も歩きやすい。

これもベンチの1つだろう。

玄関アプローチを進む。

飾り気のない梁と柱。

目を引くのが階段。

ロビーの広さは、今日見た建物の中で最大だった。

合板の集成材を用いたベンチ。好きなデザインで作れる。ただし、サイズは大きい。集成材を作る方が大変である。

ホールを中心に、練習室や研修室が廊下を挟んで囲んである。市民は使い易いだろうと思う。

研修室の並びに凹んだ空間が、うまく外部との調和を取っている。芝生に伸びたベンチとの取り合わせも巧いと思う。

 

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新潟市いっとうや&ふるさと村

2016-11-18 10:48:56 | 食べ物

昼食は、新潟市内の「いっとうや」に、ラーメンを食べに行った。

混んでいて有名だと言う話を聞いて、雨も降っているし、行列になっていなければいいなと駐車場から眺めたら、それらしきものは見えない。喜んで玄関に入ると、数人の客がベンチで順番を待っていた。注文書に名前と人数を書いてしばし待つ。早めに注文を取り、席が空くのを待った。店内はさすがに混んでいた。

私は醤油ラーメンを注文した。魚介味のスープだそうだが、このチャーシューの大きさと言ったら!!まるでステーキ並みである。メンマは細く切られていないし、トッピングの多さに対して、値段の良心的なこと。客足が途切れない訳である。

他の人達は、かさね醤油ラーメンを頼んだ。味見をさせてもらったが、魚介系スープに豚骨スープを混ぜてあり、濃厚な味がした。

少し歪んだ手作りの丼に入ったラーメンは、そんなに多い量ではないと思う。若者達は大盛りとご飯や丼物を一緒に食している。しかし、高齢者である私には、チャーシューしかり食べきれるのか心配する量だった。ご馳走様をした頃には、もう肩で息する状態である。

そんなお腹を抱えて、少し時間があったので、南西に進み新潟市のふるさと村に行く。

買い物をする時は、空腹時や満腹時に行くものではない。せっかく安い食材が並んでいるのに、触手が動かないのである。

イルカの肉はなかった。クジラの肉やベーコンは並んでいた。

まるで、隠し撮りするみたいに携帯で撮影したので、ピントが合って無。面白いと思ったのが、握り寿司の色と形をした煎餅だった。お腹がいっぱいだと買う気にもならない。

ささだんごの実演も行われていた。

餅の中身が漉し餡と粒餡のがあった。普通に電車などで売られているのはどっちだったかな。

 

 

2016 11 17 192

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新潟市江南区文化会館

2016-11-18 10:33:29 | 建築・都市・港

秋葉区文化会館と同じく、新居千秋氏の作品である。

コンクリートの地肌と、ガルバリウム鋼板の赤茶色がポイントだった。

板金屋泣かせの外壁。

向こうに見えるのは、亀田総合体育館。亀田には、あの亀田製菓の本社や工場が、至る所に散らばっている地域である。

 

音楽演劇のホールと、図書館が併設されている。

目を引いたのは、コンクリートの壁の型枠と照明だった。

照明器具と型枠のセパレータが特徴的だ。

それも、同じ側面ではない。

梁も一方向ではなく、開口部も長方形ではない。

空間に飛び出た塊の、屋根の部分も同じ型枠である。それに、この照明は、勿論コンクリートの躯体の中で配管配線しているのだが、配線図はどう書いたのだろう。

図書館。ここも色彩が統一されていた。

中央のトップライト

廊下の天井はパンチメタルだった。

ベンチと照明

エアコンの吹き出しも、壁の中からである。

自由な梁と柱。

型枠の出目地。パネルに彫り込んで作成した物である。やはり、新居氏の作品は、奇々怪々と言った所だろう。

 

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新潟市秋葉区文化会館

2016-11-18 09:57:59 | 建築・都市・港

急に新潟へ行くことにした。天気予報は曇りか雨のようだが、曇りとあらば、建物の外観写真は撮りやすい。

新潟市秋葉区文化会館 設計は新居千秋氏。秋田県本荘での彼の作品から、目眩が起きるような建物を想像していたのだが。

きちんと垂直の面で構成されている。

しかし・・。この柱はどうだ。

構造計算や、現場での施工図作成に同情する。

ただ、本庄市の建物とは違い、色彩が単純統一されているため、五月蠅さは感じなかった。

残念ながら、ホールに入ることが出来なかった。

 

天井材の仕上げも、高さが統一されてはない。照明との取り合わせは綺麗だと思った。

外部に回る。

螺旋階段で、屋根に上ることが出来る。

屋上緑化と併せて、歩いて一周できる。

途中で道が分かれていたり。

行き止まりがあったり。なかなか楽しい建物である。

水盤の水は抜かれていたが、雨の為にその雰囲気は楽しめた。

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