サグラダファミリア

羽田国際ターミナルの柱が、サグラダファミリアの柱に似ていると書いたが、そのサグラダファミリアにローマ法皇が訪れた記事がgyuさんのgyuのバロセロナ便りに書かれている。



法皇がお出でになるので、一部を突貫工事したのだそうだ。写真に写っている聖堂は、こんな広い場所だから、多分中央部だろうと思う。私が十数年前に訪れた時には、工事はおろか材料置き場になっていた所だろう。まだ全部完成するには間があるが、なんて綺麗なんだろう。あの柱も、天井も、ため息が出てきそうだ。



工事中のサグラダファミリア。
こうして写真を並べてみると、柱の形が似ていると書いたのが恥ずかしくなるようだ。まったく美的には雲泥の差があるなぁ。

sagradafamiliaの公式HP

山形市霞城公園

高速道路も一般道路も混んでなく、スムーズに会議の場所へ着いた。時間を見ると30分弱の時間がある。ここからは霞城公園のお堀はすぐそこだ。車を置いて歩いてみた。



道路からお堀が見えた。同時に「自転車バイクの乗り入れ禁止」の立て札も見えた。近づいてみると、人がやっとすれ違える程の狭い通路が堀を囲んでいた。そんな狭さが延々と続く訳ではないが、お堀の廻りは別の時間と空間が広がっていた。



人の話し声も聞こえた。あちらにも、こちらにも、釣り糸を垂れている人達がいる。釣りをしながら、政治を熱く語っている人もいた。堀の中を覗き込んでみると、確かに魚の姿が見えた。
石垣が見えた辺りでは、釣り人の数は格段に増えていた。



この石垣の間を通り抜けると、霞城公園に入っていく。博物館入り口の標識が出ていたと思う。



中を覗いてみると、すぐ近くに駐車場があった。緑の服の係員が沢山の大型バスを誘導している。思えば、寒河江のSAのパーキングにも、温海や遊佐、松山観光の大型バスが沢山の人達を乗せていた。団体の名前はJA○○。その人達が大挙して、この霞城公園に集まったようだ。後のニュースで、TPP加入反対の3000人の集会が行われた事を知る。経済界からは加入賛成の意見があり、乗り遅れるなとの声もある。しかし農業界においては、自給率を高めることはおろか、特に米作りを壊滅させる動きだと思う。

遠くに霞城セントラルが見えた。

山形自動車道

月曜の朝、電話が鳴った。山形からだった。「今日の会議、出席しますよね。」「へ？！」「Fax、送りましたけど、見ていらっしゃいます？」「ほ？！」
と、言う訳で、慌ただしく用事を済ませて、酒田みなとインターから高速道路を走る。国道47-13号線を走ると、丁度良い時間なのかも知れないが、「紅葉が綺麗だったよ。」の言葉に、カメラを小脇に抱えて出かけたのだ。

月山の山は、ブナの木が多い。因って紅葉は赤くならずに、山全体が黄色か茶色に見える。庄内は風が強いのと朝夕の温度差が少ないのか、綺麗な紅葉を見るのは、やはり内陸に適わないと日頃から感じていた。今日は微妙に時間がある。しかも、お昼を何処かで食べる事をしないで、パンを買った。その分、また時間に余裕がある。今まで気になっていた高速道路のパーキングに停まる事にした。



ここが寒河江ダム近くの月山湖パーキングである。雪を被った月山が綺麗だ。
向こう側を走る道路は国道112号線だ。



もっと素晴らしいロケーションを想像していたが、月山もダム湖も、大きく見えなかった。
月山湖はチラッと見える。随分と水が少ないように思えた。



寒河江のSAに入る。ここからはETCの車だけ、高速から一般道路へ乗り降りが出来る。一度だけ降りたことがあって、SAの施設の背後には、温泉やら様々な施設があるのは知っていた。ただ実際に入ってみた事は無かった。今日は良い機会なので、急いで廻ってみる。



紅葉が綺麗だったので、撮す。



赤い色がきちんと映るかなと心配もした。



ちょっと歩くと、産直が見えた。店の前で若い女性が、薪ストーブの薪を割っている。節だらけの木に挑戦していたので、大変だろうなと思った。



この産直は大きかった。野菜や果物が中心だが、数は随分とあったと思う。果物もすぐそこの寒河江SAで買うよりは、断然安い。ただ、心惹かれる物がないのは、どうしてだろう。「これは珍しい！」と思う物が少なかった。
そんな中で見つけたのが、アピオスとこんにゃくいも。後ろの大きな（直径18cm程度）こんにゃくいもは、1500円の値が付いていた。こんにゃくいもの相場は、私にはわからない。


さて、ここからが問題だ。




歩道に自転車やバイク、車などを入れさせない為の仕掛けなのだが、バリゲートを設置した事で雑草が生え放題。
点字ブロックは、これでもかと着いている。「左から車が来ます。」は彼らには見えない。



ここは一般道路とSAの敷地の境だ。私は手摺の方に迂回せずに、逆U字型の隙間を通った。実にせまい。