口から吹き込む息で動かしてみました － 縦型スチームエンジン３号工作 －

２０１３／０２／１８　（月曜日）　曇り後雨


縦型スチームエンジン３号の工作も大分進んできた。
エンジン部分の部品は全部出来て仮に組み立ててみた。
慎重に作ったつもりでもあちこちに不具合がでてくる。
部品同士を半田付けで固定したものもあり、修理も難しい。
そして老眼が進んだ目で小さな部品を手作りするのは大変だ。
でも、何とかクリアーした。



↓　　全部品を組み立ててみた。　エキセントリックの取り付けボスが歪んでいてバルブとの
　　　　接続部分の摩擦が大きくて問題だ。　　パイプの配管も難しそうだ・・・・




↓　　縦型スチームエンジン１号と比べてみた。　背丈は約半分だ。




↓　　エキセントリックのボスの歪みを直した。　やっぱり治具を使って組み立てないと歪むんだなぁ




↓　　ワッシャーを重ねたスペーサーでは格好悪い。



↓　　そこで真鍮パイプを短く切ってクランク軸に嵌めた。
　　　　小さな短いパイプを作るのに苦労した。　　変なところに拘る実習生です。



↓　　ワッシャーを重ねたスペーサーよりは見栄えが良いでしょう？
　　　　えっ、そんなのカンケーネェですって？　そりゃぁ、そうだけど・・・・・




↓　　シリンダーの蒸気パイプを切り詰めた。　蓋を外すのが面倒だったのでこのまま切断した。
　　　　ところが、その祟りが出て・・・・・・




↓　　パイプを切断したらピストンが急に固くなって動かなくなってしまった。
　　　　蓋を開けてみたら切り屑が食い込んでいた。　こんなことなら最初から蓋を開けて
　　　　ピストンを取り外してから作業すればよかった。




何だかんだと悪戦苦闘しているととうとう雨が降ってきてしまった。
そしてとても寒い。　
そこで部屋の中に移動して机上で再組み立てとテストをしてみた。


組み立て完了後の動作確認の様子を動画でご覧ください。
（コンプレッサーを持ってませんので、口から吹く息で
　エンジンを動かしました。
「人間コンプレッサー」・・・なぁんちゃって。


handmade steam engine 130218_縦型スチームエンジン3号机上動作確認



自分の口から吹き出すわずかな圧力でもエンジンは調子よく回転してくれた。
さぁ、次なる関門は蒸気パイプの配管工作だ。
これもなかなか難しそうだが、焦らずじっくりやれば何とかなるだろう。
あと一息だ、ガンバロー（っと）