2012/1/25 (水曜日) 晴れ
今、縦型スチームエンジン2号用のピストン弁を工作しているところだ。
昨日はやっとピストン部が出来上がった。
今日はそのピストンを収めるスリーブの工作をした。
スリーブにする真鍮パイプは肉厚が0.5mmと薄くて強く押さえると
歪んでしまうほど柔だ。
そして薄すぎて蒸気パイプや排気パイプを取り付けるときに
そのパイプが取り付けにくくて工作が難しい。
そこで今回は、直径9mm、10mm、11mmの3種類のパイプを
重ね合わせてバウムクーヘン方式のスリーブにしてみた。
↓ 3種類のパイプを重ね合わせて厚くて丈夫なスリーブを作る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/eb/a6d46599d808f4e003af341e907d1b5b.jpg?random=25879c2507139b5a8120cd26ecdd2287)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/c3/ea9194b0eb76ca6cb5a80dc56b6fbbb5.jpg?random=1050c1032a2655071d8c1647301e4750)
↓ 組み合わせたパイプに直線を罫書して蒸気パイプや排気パイプの位置を決める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f7/3c315f94da236d54a29337de2690665d.jpg?random=24a9a180fc4ecc3c2b3e81edfe83e4ea)
↓ 穴の位置が互い違いになるので取り付け位置はボール盤を使って円周に罫書いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/0b/7c16760cb6149930f4c94c917840c1ea.jpg?random=8a221b3db4281023ca737cc745b6d6d8)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/71/f2513f906d9ec7ddaff34a8d001b355e.jpg?random=fb8c37fdf12d452bbb2b4f2ae5bd1358)
↓ センターポンチを正確に打つのはとても難しい。 たいてい少しずれていて開いた穴は正確ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9a/2eee7de84c3189bf915f999c635e03c6.jpg?random=c2ba069b5e95a2182bda003499a7b937)
↓ 丸い穴が開くように細いドリルから段々に(0.5mm間隔で)太い穴を開けていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/88/891c925d05f1fef6bb11b38cbc49b876.jpg?random=d3d93ee63731dbcbd77f15a42f5ef666)
↓ 内側スリーブと外側スリーブをハンダ付けで固定する。
(最内側の穴の大きさと外側スリーブの穴の大きさが異なるので、それぞれ別に穴を開けてから
再組み立てをして最後にハンダ付け固定する。 なかなか面倒な作業だ。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/0c/61db31cb5372a074dc9252f914f08da7.jpg?random=8ae6e3d7eb81279f54ede399fceee88b)
↓ 出来上がったスリーブとピストン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/fe/51569c0f6a2a936397d1343e91eba97e.jpg?random=ed3b80862afc2a9c585bb17cdee657fb)
なるべくスリーブがきっちり嵌るようにきつめに組み合わせて工作をした。
ところがこのスリーブ工作は途中で分解して外側と内側で違う径の穴を
開けなくてはならない。
さて、分解しようとしたが、パイプ同士がきつく嵌っているのでなかなか
分解できない。
あれこれ苦労してやっと分解して穴を開けた。
組み立ての最後で外側と内側のスリーブをハンダ付けで固定するのだが
仮に固定するために開けたネジ穴からハンダが内側スリーブに流れてしまい、
これを削って取り除くのにも大層な時間がかかってしまった。
そんなこんなで工作はここまでしか進まなかった。
明日は蒸気パイプや排気パイプを取付ける予定だ。
ところがこの作業もそんなに甘いものじゃない・・・・
多分、悪戦苦闘だろうなぁ・・・・・
今、縦型スチームエンジン2号用のピストン弁を工作しているところだ。
昨日はやっとピストン部が出来上がった。
今日はそのピストンを収めるスリーブの工作をした。
スリーブにする真鍮パイプは肉厚が0.5mmと薄くて強く押さえると
歪んでしまうほど柔だ。
そして薄すぎて蒸気パイプや排気パイプを取り付けるときに
そのパイプが取り付けにくくて工作が難しい。
そこで今回は、直径9mm、10mm、11mmの3種類のパイプを
重ね合わせてバウムクーヘン方式のスリーブにしてみた。
↓ 3種類のパイプを重ね合わせて厚くて丈夫なスリーブを作る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/eb/a6d46599d808f4e003af341e907d1b5b.jpg?random=25879c2507139b5a8120cd26ecdd2287)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/c3/ea9194b0eb76ca6cb5a80dc56b6fbbb5.jpg?random=1050c1032a2655071d8c1647301e4750)
↓ 組み合わせたパイプに直線を罫書して蒸気パイプや排気パイプの位置を決める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f7/3c315f94da236d54a29337de2690665d.jpg?random=24a9a180fc4ecc3c2b3e81edfe83e4ea)
↓ 穴の位置が互い違いになるので取り付け位置はボール盤を使って円周に罫書いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/0b/7c16760cb6149930f4c94c917840c1ea.jpg?random=8a221b3db4281023ca737cc745b6d6d8)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/71/f2513f906d9ec7ddaff34a8d001b355e.jpg?random=fb8c37fdf12d452bbb2b4f2ae5bd1358)
↓ センターポンチを正確に打つのはとても難しい。 たいてい少しずれていて開いた穴は正確ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9a/2eee7de84c3189bf915f999c635e03c6.jpg?random=c2ba069b5e95a2182bda003499a7b937)
↓ 丸い穴が開くように細いドリルから段々に(0.5mm間隔で)太い穴を開けていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/88/891c925d05f1fef6bb11b38cbc49b876.jpg?random=d3d93ee63731dbcbd77f15a42f5ef666)
↓ 内側スリーブと外側スリーブをハンダ付けで固定する。
(最内側の穴の大きさと外側スリーブの穴の大きさが異なるので、それぞれ別に穴を開けてから
再組み立てをして最後にハンダ付け固定する。 なかなか面倒な作業だ。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/0c/61db31cb5372a074dc9252f914f08da7.jpg?random=8ae6e3d7eb81279f54ede399fceee88b)
↓ 出来上がったスリーブとピストン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/fe/51569c0f6a2a936397d1343e91eba97e.jpg?random=ed3b80862afc2a9c585bb17cdee657fb)
なるべくスリーブがきっちり嵌るようにきつめに組み合わせて工作をした。
ところがこのスリーブ工作は途中で分解して外側と内側で違う径の穴を
開けなくてはならない。
さて、分解しようとしたが、パイプ同士がきつく嵌っているのでなかなか
分解できない。
あれこれ苦労してやっと分解して穴を開けた。
組み立ての最後で外側と内側のスリーブをハンダ付けで固定するのだが
仮に固定するために開けたネジ穴からハンダが内側スリーブに流れてしまい、
これを削って取り除くのにも大層な時間がかかってしまった。
そんなこんなで工作はここまでしか進まなかった。
明日は蒸気パイプや排気パイプを取付ける予定だ。
ところがこの作業もそんなに甘いものじゃない・・・・
多分、悪戦苦闘だろうなぁ・・・・・
このスリーブなら蒸気パイプの固定がしっかり出来そうに見えます。
ピストンも素晴らしいです。このサイズのピストンは旋盤を使っても素材が撓ってしまい、とても難しいです。
私も星型3気筒用のピストンバルブはバームクーヘン方式で作りましたがスリーブまで2重3重にして強化することまでは考えが及びませんでした。
そうですか・・・ こんな小さなピストンだと旋盤で作るのは難しいですか・・・
こういうのはバームクーヘンが便利ですね。
今回はほとんど摺り合わせ不要なほど真っ直ぐにできました。
スリーブは3枚重ねで1.5mm厚になりました。
11Φパイプが手に入ったおかげです。
ハンズには無いのです。
10Φの次は12Φに飛んでしまうので困っていましたが秋葉原にありました。
真鍮パイプだけを買うつもりが。。。
真鍮パイプの品揃えは○ン△”より充実してました。肉厚1mmのパイプは惚れ惚れするほどしっかりしてます。これなら鉢巻で締め付けても大丈夫でしょう。あーあシリンダー3本作り直しだ~ ここまではOK、 よせば良いのにその後工具屋を覗いたら、よく切れそうな旋盤のバイト!2本ゲット、急いで帰り試し削り。切れ味最高!!結果オーライ
秋葉原は通勤経路の途中だから寄り道が多くなりそうですね(笑い)。
あそこにはヨダレが出そうなものが沢山ああるから
つい無駄遣いして困ってしまいますね。
やっぱりピストンは肉厚1mmは欲しいですね。
作り直してもその方がいいですよね。
バイトも切れ味が良くてバッチリでしたね。
私は今日、バルブ・スリーブに蒸気パイプをハンダ付けしました。
案の定、悪戦苦闘、寒さの中を4時過ぎまで工作してました。
この後ブログに載せます。