デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ガス相手の工作はそんなに甘いもんじゃないぜ・・・・

2012年11月19日 18時37分35秒 | 工作実習
2012/11/19 (月曜日) 曇り


自作スチームエンジンボートのボイラーをガス炊きにしようと奮闘中だ。
今日も朝からカーポートの隅っこの作業場で工作だ。
何とかカセットボンベからガスを取り出す器具や、コンロの火力調整部に
結合する部品が出来上がったので、早速燃焼テストをしてみた。
ところが・・・・・・・・



↓ ボンベの上に取り付けて蝶ネジを締めつけるとボンベの出口が押し下げられてパイプからガスが出てくるはず。



↓ 火力調整はコンロについていたものを使う。 このガス供給口に嵌める部品を作った。



↓ 強度が必要な箇所はロー付けで固定する。 ロー付け工作は応用範囲が広くて便利な技法だ。



↓ 部品が一応出来上がったので仮に結合して燃焼テストをしてみた。 ところが・・・・・・・




燃焼テストのために、新しいボンベを取り付けた。
すごい勢いでガスが噴出してくる。
取り付け蝶ネジをいくら締めてもガス漏れは止まらない。
今までは使い古しのボンベだったので圧力が低くて漏れなかったのだ。

ダメだ! これじゃぁ使い物にならない。

「ガス相手の工作はそんなに甘いもんじゃないぜ・・・・・」

へーい、まったくそのとおりで。  また出直して参りやす・・・・


こういうガス器具などは結合部にはOリングを使って気密にしている。
エンジンでもなんでも、ガスや液体を扱うにはOリングは必須なんだよね。
だけどオイラはOリングなんて使ったことがない。
いつでもゴムパッキンで済ませている。
(それだけ単純な工作っていう訳だ・・・・・)
でも、今回はOリングのお世話にならなくてはならない。

以前購入して置いたP3とかP4とかいうOリングがある。
この小さなドーナツみたいなゴムのリング。
これをピッタリ取り付けたり押さえたりするのどうすればいいのだろう。
工作はなかなか難しそうだ。


↓ あーでもない、こーでもない・・・ また失敗だ・・・ 試行錯誤を繰り返してやっとできた
   Oリング結合部。  カバーも初めて叩き出しで作った。











↓ P4サイズとP3サイズのものを作ってみた。 Oリングの交換ができるように蓋が外せるように
   工作したがこれがなかなか大変だった。
 


カセットボンベのガス取り出しはP3サイズのものが具合よかった。
明日はこれを使って結合部を作ろう。

あっ、それにガスコンロでわかったことが一つある。
それは火力調整部にただガスを送り込んでも下部に流れていかない。
この“へそ(ピン)”を押し込まないとガスが流れないようになっているんだよ。





明日は天気はどうだろうか・・・・
暖かくなってくれればうれしいのだが。
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2 コメント

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ボンベの圧は大したことありませんでした (実習生)
2012-11-20 17:13:36
JANJANJANさん、こんばんは。
そうですか、JANJANJANさんがお手上げするんじゃこれは難しそうです。
今日ボンベの圧力を測りましたが大したことはなかったです。(0.8気圧ほど)
ただし、いい加減な測りかたですから、間違っているかもしれません。
3~5気圧は私にとっては途方もない高圧ですから、手を出したくはありません。
ボンベは直立の姿勢で使います。
(ボンベの構造も勉強しました・・・・・)
返信する
そうなんです (JANJANJAN)
2012-11-19 22:09:51
ガスボンベの圧力はとても高いのです。
気温にもよりますが、おそらく3~5気圧くらいあると思います。私も、いろいろやったのですが、この取り出し口だけはお手上げで、既製品をそのまま使っています。
それとボンベを設置する角度によっては生ガスが噴出すのでご注意。
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