2015/08/12(水曜日) 曇り一時雨(雷鳴あり)
最近良く出かける川原の野鳥スポットでスチームエンジンボートを浮かべるのに
調度よい場所を見つけた。
今までは川の水量が多くて長靴では入れないほどの深さだったのだが、日照り続き
で水量が減って浅くなり、長靴で入っていけるようになったのだ。
川の流れも緩やかで、力不足のボートを走らせるのには具合が良い。
それに、すぐ近くまで車で行けるので、大型・重量級のボートを持ち込むのは
とても便利だ。
今日は今にも雨が降りそうな天気だが風もないので出かけてみた。
↓ 水面には傾斜した護岸を降りなくてはならない。
重さ15Kgのボートを抱えて降りるのはちょっと大変だ。
陸上でボイラーに点火して蒸気圧が上がるまで待つ。
しばらくして圧力が上がってエンジンが動き出した。
ここで一旦、ボイラーの火を消して、ボートを抱えて水面まで降りる。
そして水中を歩いて少し水深があるところでボートを浮かべて再点火するのだ。
なかなか面倒だ。
ボートを押し出すとヨタヨタと走り出す。
ラジコンを操作しながら動画を撮影するのはなかなか難しい。
操縦に気を取られてつい、ボートがフレームから外れてしまう。
テスト走航の様子を動画でご覧ください。
ボートを走せていると雨が降ってきた。
それに雷鳴も聞こえてきた。
家を出るとき、お代官から
「雷が聞こえたらすぐ引き上げてくるのよ!」
ときつく申し渡されているので、止む無くテストを切り上げた。
帰り道、もっと早く走るボートを作りたいなぁ・・・と、あれこれ思案を巡らしたが
今の工作レベルでは実現は難しそうだ。
そうですか、肉厚3mmあれば相当の圧力に耐えるでしょうね。 やってみます。
その前に、同軸ケーブルの外部導体(銅線の編組)を被せて補強する実験をしてみます。
(余っている同軸ケーブルがあったので)
電動タグボートは格好いいですね。(動画は拝見しています。)
完成ボートを見るのが楽しみです。
JANJANJANさんは案外せっかちですからね(笑い)
いや、いや、これは若い証拠ですよ・・・頑張ってね。
しかし最近、高圧に耐えそうなシリコンチューブを見つけました。
oxTAROUで、なんと内径3mm外径9mm肉厚3mmのシリコンパイプを見つけました。(ホームセンターで売っているものの2倍の厚さです)これは、すぐれ物で5気圧かけても膨らみません。
電動タグボートの艤装など全て出来上がったので私も明日は出かける予定です。 電動を始めると蒸気艇の始動までの儀式が面倒になってきますね。(老化の始まり?)
やっぱりボート走航はおもしろいですね。
この動画ではカメラのせい(広角撮影)で遠近感が誇張されるので
離れるときはかなり速度がありそうに見えますが実際は「おやっ、動いているの?」という感じです。
実は今日(13日)も走らせに行きました。 今日はちょっと風があって
さざなみが立っていましたので動きはさらにヨタヨタでした。
そして思いもしなかったアクシデントが起きました。
ボートを陸上に上げてボイラーを消火してそのまま置いていたら
しばらくしたら「パンっ」という大きな音がしてボンベからガスを引き出す
シリコンチューブ(外径6mm内径3mm)が破断してしまいました。
破断したチューブからはガスがシューシューと漏れるし、大慌てで器具を外しました。
ガスボンベの圧力・・・恐るべしです。
いつかJANJANJANさんがおっしゃっていた「相当の高気圧」を肌で感じました。
陸上でのアクシデントでしたから事なきを得ましたが水上走行中だったら回収不能に
なってしまったかもしれません。
今後は今のシリコンチューブ引き出し方式は改めなくてはなりませんね。
高圧用ホース?(自転車用空気入れのホース?)はどうですかねぇ・・・
何か良いアイデアをください。 お願いします。