2024年10月6日(日曜日) 曇り時々小雨
nゲージ鉄道模型工作を始めてからおおよそ4カ月が過ぎます。
見よう見まねで作った小さな機関車(車体は切り紙細工で工作)を
プログラム制御で走らせようと悪戦苦闘を続けています。
何とか苦心してプログラムを組み上げて機関車を走らせることができました。
しかし、最初に使用した2軸動力台車(TM-TR07)は指でチョコンと
押してやらないと動き出さない、という問題にぶつかりました。
プログラム制御で走らせようというのに「指で押さないと走り出さない」
とうことではお話になりません。
そこで別会社(KATO)の2軸動力台車11-109を使うことに
しました。 この11-109は自力でスムーズにスタートしてくれました。
これでやれやれと、プログラムの改良を続けてきましたが、こんどはこの
11-109台車も指で押さないと動かないとういうトラブルが発生して
しまいました。
指で押してスタートさせるとプログラムの進行と時間差が出て、機関車の
走行状態がおかしくなり、変なところで停止してしまったりします。
今までは正常に自力で走り出したのに・・・何でだろう?
機関車の電気回路を点検してみました。
テスターをΩ計にして導通を調べて見ました。
テスターのΩ計レンジではテストリードにテスタ内の電池電圧(3V)が出てきて
測定対象の抵抗値を計測するようになっています。
低抵抗レンジではかなりの電流が流せるような状態になりますのでLEDなどの
極性や良否を判断するときには明るく点灯するほどです。
そんなわけで動力台車の導通テストでもモーターは起動して車輪が回転します。
しばらく回転させて様子を見ていましたが、手にしたテストリード棒が何だか
ゴロゴロ・・・と振動して震えているのが気になりました。
「??? 何でこんなゴロゴロ、ザラザラ、を感じるんだろう ???」
車輪とレールの接触面(踏面(とうめん)というんだそうです)を調べてみました。
車輪はウォームギヤーでモーターに結合されているので回転させられません。
一方の車軸にレール代わりの電極(バネ)を接触させてモーターを起動し、
車輪を回しました。
(電池を細切れに断続して少しずつ回転させて踏面を点検しました。)
踏面が荒れているところがある!
この荒れた面をテスタリード棒が接触するので「ゴロゴロ、ザラザラ」が指に
伝わってきたのでしょう。
剥がれたメッキの層が捲れている箇所もあります。
こういうところで機関車が停止していたら、通電しても自力ではスタートできない
のではないでしょうか?
何でこうなってしまったのか?
それは多分、途中で停車した機関車をスタート位置まで脱線しないように線路に
押し付けて滑らせて(車輪は回らないで)動かしてきたからではないでしょうか?
(テスト中はこんなことはしょっちゅう発生していました。)
車輪がこんな状態では機関車はまともには走らないでしょう。
サンドペーパーでこすってメッキを剥がしてしまいましょうか。
地金(真鍮か?)では錆びやすくてまた問題が出るかも知れませんがオイらに
できることはそれぐらいです。
一難去ってまた一難・・・なかなか思うようにはいきません、やれやれ・・・
(続く)