2018/04/21(土曜日) 晴れ
地デジ用ワンセグチューナをドングルにしてパソコンにインストールしたSDR
(ソフトウェアラジオ)で短波放送を受信してみようと思っている。
すでにパソコンで操作るるオールウェーブ受信機(言ってみればこれもSDRだ)
を持っているのにわざわざそんなことをしなくてもいいのに・・・・・
いやいや、ただ放送を聴くだけではつまらない。
例え激しい混信と雑音交じりの音でも自分で作った回路を働かせて受信してみたい、
これだけのことで頑張っているのです。
(「バカみたい・・・」 まったくそのとおりです。 お代官にいつも言われてます。)
さて、手持ちのドングルは地デジ用ワンセグチューナーなので受信範囲はFM放送辺りから
ですので、かなり高い周波数だ。
6MHzとか12MHzとかの短波放送は受信できない。
そこで6MHzとか12MHzとかの電波を100MHzぐらいに変換するコンバータを
使って受信してみようというわけだ。
以前、こんなものを作って実験したことがあるが、一応受信することはできた。
ただコンバータの局発には自励発振式を使ったので安定度が悪くて受信しづらかった。
今回はこの局発を水晶発振回路にしてみようというわけで実験を始めた。
ジャンク箱をひっかき回して水晶片を探した。 以前(昔は)たくさんあったのだが皆なくしてしまった。
中に10MHzの水晶発振子があった。
これの倍調波を使えば50MHzが発振できるかもしれない。
そして50MHzをダブラーで2倍にすれば100MHzになる・・・・・
それにしてもかなり昔のものだからうまく動作するかわからない。
GDM(グリッドディップメータ)で共振点を探ってみた。
水晶片は正常の様だった。
共振点ではピクッと針が動いてくれた。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
10MHz(基本波)での動作は確認できたが50MHzはどうだろうか?
暫く使っていなかったNWT-150スイーパでチェックしてみた。
久しぶりの登場。 使い方も忘れてしまった。
基本波(10MHz)の共振点は表示された。
更に高い周波数の共振点を見たいのだが・・・・・・・
NWT-150のパラメータの設定方法は忘れてしまった。
(痴呆症一歩手前のオイらにはほんのわずかの記憶力しか残っていない・・・)
あれやこれや試行錯誤を繰り返してやっと周波数範囲を広げた。
すると、10MHz、30MHz、50MHz、70MHzと共振点が見つかった。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
さぁて、次は50MHz水晶発振回路の実験だ。 うまく行くかなぁ?