2015/11/21(土曜日) 朝のうち小雨後晴れ
観光バスが出発する頃、本格的な雨が降り出しました。
今回のツアーではずーっと良い天気が続いていたのですが、ついに雨降りとなりました。
現地ガイドさんの話によると、この季節は雨降りが多くて今までのように天気が続くのは
珍しい、ということでした。 まっ、雨の観光もおつなもの・・・と(慰めて)出発です。

観光目的地に近づくとその雨も小ぶりになり、青空も見えるようになりました。

↓ ベレンの塔に着きました。 この頃は雨はほとんど止んで傘なしで観光できました、

ベレンの塔はバスコダ・ガマ(15世紀に活躍した探険家でヨーロッパ人として初めてインドに到達、その後
インド航路を開拓してポルトガルが巨万の富を得る基礎を築いた偉い人)の世界一周達成を記念して16世紀に
作られたもので、テージョ川に入ってくる海賊などを見張る砦兼灯台だということです。
元々は川の真ん中辺りの中洲に構築されたらしいが、その後の地震だとか洪水だとかで川の流れが変わり、
こんな川岸に立つようになったんだとか・・・・
↓ これも世界遺産です。

↓ 旧式な複葉フロート付きの飛行機が飾ってありました。 ガイドさんの説明によると、1922年3月~6月に
かけてリスボンからブラジル・リオデジャネイロまで大西洋を横断して飛行した飛行機のレプリカだそうです。
リンドバークがニューヨーク・パリ間を単独・無着陸で飛行で大西洋を横断したのが1927年だからその5年も
前に(時間はかかったが)大西洋を横断したポルトガル人がいたとは知らなかった・・・偉いなぁ・・・・

↓ 飛行機の名前はフェアリーⅢDというらしい。 パイロットは2名。
3台のフェアリーⅢDを乗り継いで大西洋を飛び越えたそうです。 どうやって乗り継いだのかな?
世界遺産を見物するより、この飛行機を間近で見たかったな・・・・・

↓ 発見のモニュメント。 大航海時代に活躍した人物の像を配置してある。
オイらが知っている名前はバスコ・ダ・ガマ、フランシスコ・ザビエルぐらいだった。


↓ 当時の航路と寄港地が地面に刻み込まれいた。

この広場の反対側にジェロニモス修道院があります。
15世紀初めに建築が始まり、完成までは300年近くかかったんだとか・・・・・・
大航海時代に得た莫大な富をつぎ込んで構築したんだそうです。
まっ、こういうことにはほとんど興味のないオイらにはどれも皆同じに見えてしまいますが・・・

↓ 中には金ぴかの礼拝堂がありました。 ブラジルから運んだ?金が使われたとか・・・・


↓ 修道院の観光を終えて、ちょと先にあるお菓子屋さんに行きました。

↓ 地元の美味しい、お菓子らしいです。

↓ 添乗員さんが買ってきてメンバーに試食させてくれました。
美味しかったか?・・・・ですかぁ。 まぁ食べ物の好き嫌いは人それぞれですからねぇ・・・
オイらはおせんべいの方がいいなぁ・・・やっぱり日本人だ(笑い)

↓ そのお菓子屋さんのネオンサインに雀が止まっていました。

↓ ヨーロッパの雀は日本のとはちょっと違います。 頭には「剃り」が入っているように見えてちょっと怖いです。

(続く)