すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

続)あ~あ、幸せな議会

2011年09月13日 | 市政・市制・市勢

 9月定例会は3日目を迎え一般質問は傍聴者で活況を呈しています。およそ30人以上が議会傍聴に来ていただきました。震災復興は市民関心の的ですね。

 7人目の加藤政勝議員が一般質問を終えたのが17時59分。帰って昨日の一般質問をブログに書こうかと思いきや、ちょっとした津波の発生です。

 佐藤一郎議員から私のブログに関し『動議』が出されました。動議とは会議中に予定議案以外の議案を議事に付するため、議員から発議するものです。そのため議事日程を急遽追加し議論することになりました。

 しかし、今日も私が意見することは出来ません。動議が成立した時点で議場から退席です。事務局で音声を聞いていましたが、動議の提案理由は次のようなもの。

 誤ったブログのことで昨日開催された議会運営委員会において誤った記事を確認し謝罪を決定した。私にブログの削除と議場での謝罪を求めた動議内容です。

 その後、佐藤議員に質疑が入ります。私と同じ会派の大友克寿議員からこの動議は「懲罰の動議ですか」の問いに、「懲罰ではない」との答弁。懲罰動議の根拠もなく議長会派が提出した議員イジメでないのか。

 そして動議に関し討論を行い、反対討論は大友議員一人だけで議決され13対4で動議は可決です。私は議場に呼ばれ、議長より謝罪を求められましたが昨日同様拒否しました。

 その理由を議長に大声で申し上げました。「昨日の議会運営委員会では事情聴取されることもなく、今日も私の意見すら聞かない。謝罪の規則は何か、また根拠を聞いても提示されていない。言論の府の岩沼市議会がこのような議会ですか」と、このような内容でした。

 議長は「この件は後日協議します」。私は「今日やるべきだ」と申し上げたが、議事日程に無いと言う始末。元々議事日程にない計画的な動議は私が拒否しただけでいとも簡単に幕を閉じた。大事な一般質問の中身はいつ書けるのやら、、、

 津波の第3波はまた来るだろうか。今度は大津波?

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あ~あ、幸せな議会だ

2011年09月12日 | 市政・市制・市勢

 大震災後初の一般質問が始まり、髙橋孝内議員、布田一民議員、森繁男議員、、、これは一般質問の順番ではありません。議会の冒頭、私のブログ9月6日付「震災後初の議会開会」を見、ケチが付いた意見の順番です。

http://blog.goo.ne.jp/zaocyan/d/20110906

 笑えたのは森議員がブログの内容を議員全員が把握していないから、お知らせしてはどうかと議長に申し出て、暫時休憩宣言後、事務局職員は6枚綴りのコピーが準備してあり即配布です。単なる意見ではなく仕組まれた議会運営でした。

 私の私的なブログが議会をボウトクしたというのです。6月議会は開会されたのにしていないと書いたというのです。文中からはその様にとられるので、指摘もあり2日後ブログにコメントで訂正しています。

 本会議場は耐震改修中であることから全員協議会室で行われた議場には、たくさんの方が傍聴者に来ていただきました。おおよそ30人以上の来場者です。

 しかし、一般質問は行われず私のブログ批判で井口市長までもが参戦です。議会のことについての意見ですが、さすが元議員、市長も批判されたように批判の中に入ってきました。(関係ないような気がする!)

 議場は暫時休憩し議会運営委員会が開かれました。私は委員会のメンバーに入っておりませんが、事情聴取されるのかなと思いきや欠席裁判です。

 委員会から呼ばれることもなく委員会終了後に議会は再開し委員長報告後、議長から議場で、謝罪とブログの取り消しを求められました。(きっぱりお断りです)

 謝罪の根拠はなにかと聞きましたが、議長いわく「須藤君のブログはウソを書いている」これこそ批判であって理由でありません。私は「ウソを書いていません間違いだから訂正しています」(そのまま平行線)事情聴取されることもなく委員会だけで決めて良いのか、そう考え謝罪についてはお断りしました。

 議会開会から40分経過、一般質問を聞きに来た傍聴者からブーイングで後日改めて議論することになりました。市民がなんと言おうと議会や議員の品格を決めなければならないことを持ち越しにしたのです。

 この議論にたくさんの資料を用意し、私を議場で謝罪させるためにあらゆる方策を練っていたとも聞きました。そんなエネルギーがあったなら6月議会はたった3日だけの開会にしなかったのではないか。

 それだけの議論と思えば、あ~あ、幸せな議会だ。

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明日始まる!一般質問

2011年09月11日 | 市政・市制・市勢

 昨日の残暑が嘘のように暑くもなく穏やかな1日ですが、震災から半年後の今日9月11日は午後2時46分に被災者への鎮魂を込め黙祷を自宅で妻と捧げた。

 そんな中「2011年吹奏楽コンクール東北大会」が岩手と秋田で開催されています。中学校小編成の部に『岩沼北中学校』が頑張っている。

 吹奏楽コンクールは小学生から大人までが演奏を競う大会で、岩手では中学・高校の大編成が行われ、秋田は小学校と大学・職場の部門、そして中学・高校小編成が行われます。(ちなみに小編成は25人までで、大編成は50人まで)

 岩沼北中学校は宮城県大会予選で中学校小編成の部門(36校中2校)を勝ち抜いて出場です。また、岩沼中学校は小編成の部門で、岩沼西中学校は大編成で県大会まで出場を果たしています。

 今朝の新聞折り込みに大友健氏が「岩沼市民党だより」でチラシを入れている。『大震災・・・、ますます縮む「岩沼市議会」 -こんな議会なら要りません-』と強烈だ。

 県内他市の6月議会のことを詳細に記述してある。仙台市をはじめ13市で一般質問を無くしたのは岩沼を含め3市(石巻・東松島)におよんでいました。

 会期日数では多賀城市の8日以外は10~16日開催されており、岩沼の3日は論外と言わざるをえない。また臨時議会の開会は岩沼と角田が無く、震災の調査特別委員会も岩沼と白石だけが設置されない。

 角田や白石は直接の津波被害がなかったこともあるが、被害を受けた岩沼がこのような状況では『縮む』と表現されたことに変な説得力がある。裏面には各市の議員報酬が記載されているが3日だけの議会でも報酬の支給に変化ありません。報酬月額を会期日数(3)で割ったら、、、怖ろしいことです。

 私も9月6日付のブログで岩沼市議会を批判したが、市議会は全員協議会を10回も開催したと言うかもしれません。しかし、全員協議会とは『法的な根拠のない事実上の会議である』(議員必携より)と書かれている。

 続いて「事前審議型」の協議会には、議会と町村長が一歩離れて提案と審議そして議決と執行の権限を分かち合う「大統領制」の組織原理にももとり、議会の権威を失い、、、町村長の要請には応じない気骨と心構えがあって然るべきである』とある。全員協議会は定例会や臨時議会とは意味合いが違うのです。

 また、チラシには明日から始まる一般質問や報酬カットの削減などに、賛成や反対のことも書かれています。12月は4年に一度の予選(選挙)があるので、傍聴は良い機会です。

 予選を審査するためにも、傍聴してみては如何か。

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県復興委員と意見交換

2011年09月08日 | 災害

 朝夜はめっきり涼しく清々しい季節となりました。窓を開けての就寝は風邪をひきそうですが、日中の気温は30度近くあり紫外線も強烈で太陽による放射線量も高そうです。しかし、今日は清々しくなかった。

 午後一時から岩沼市役所の全員協議会室で、宮城県議会の畠山議長と大震災対策特別委員会議員や県職員を交えて震災復興の意見交換会が2時間の予定でありました。

Photo

 午後一時きっかりに始まった会議では冒頭、地元選出の村上議員から『午前中は、井口市長の案内で被災した玉浦地区を視察してきた』と説明がありました。

 村上議員の進行で県議会議長や委員長、そして岩沼からは市長と議長がそれぞれ挨拶した。委員や我々議員の紹介などで20分の経過です。

 それから震災復興の説明ということで井口市長が15分もの長い説明です。ここまでで35分経過しています。市長の説明中に県委員が眠そうにしていたのを思い出す。(説明がわからなかったのかな?)

 この会議は議員による意見交換会なのですが、なぜ市長が説明しなければならないのでしょうか。議長が説明出来ないから市長に頼んだのか、市長が出しゃばりすぎなのか分かりません。意見交換会は無駄な35分が過ぎ、市長は席を外しました。

 意見交換は活発な質問が飛び、まだ聞きたいことはあったのに2時間という時間切れで終了時刻は3時10分。個別に聞きたいことも、帰りのバスが待っているからといそいそ帰路につかれた。清々しい季節のもやもやとした一日は、議員同士の意見交換ではなかったような気がする。

 市長は議員生活長いから、議員と混同していたの?

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震災後、初の一般質問

2011年09月06日 | 市政・市制・市勢

 東日本大震災からまもなく半年が経とうとしている。岩沼市議会は震災後、3月14日の3月議会を除くと初の議会一般質問が議会で開催されましたます。議員全員協議会は何度も開かれたが、議会と議員全員協議会とは中身も重みも違うのです。(他市町は6月に議会を開会しています)

 議員全員協議会とは一般質問は無く、質疑は一人3回ルールが適用されるのです。3回ルールとは複数(一回の質問で10問でも20問でも可)の質問を3回までしかできません。

 3回過ぎると基本的には質問出ません。議事進行で発言を認めて貰っても前回質問の確認程度です。また、質問の中身は前段で市長が述べたテーマに絞られます。つまり、大震災などのテーマ以外は質問できません。

 一般質問は限られた時間の中で、あらかじめ通告しているものなら何度でも質問や確認が出来ます。質問内容は市政のあらゆることに幅広くできますから市政に関し質すことが出来るのです。3回ルールでは質問に対し答弁が曖昧にされがちなのです。

 震災後の3月14日は3月議会の終盤で議決事項が迫っており、14・15の両日に予定されておりました。震災の影響で短時間のうちに終了せざるをえませんでした。

 半年ぶりに行われる一般質問を前に、開会した議会は市長が『市政報告並びに提案理由書』を読み上げます。時間にしておよそ30分、文字は大きいもののA4版で22ページ有りますから結構長いですね。でも、今回は少し短かった。

 開会からわずか45分で本日の議会は閉会です。各議員は今日の市政報告を聞いて疑問に思ったことや、今まで調べておいた案件について一般質問します。

 事前の通告は明日(9/7)の10時までと決まっていますから、原稿を作成し提出しなければなりません。最初の一般質問は緊張しっぱなしでしたがあれから4年、今までに満足と思える質問はこれまでにありません。

 重みが違う議会だからこそ、慣れる方が怖いです。

 青文字は追記したものです。

 タイトル:『震災後、初の議会開会』⇒現タイトルへ変更

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