すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

市長杯に石巻から参戦

2011年09月18日 | スポーツ

 「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、今日はとりわけ暑かった。台風15・16号の影響か、強烈な日差しと厳しい暑さは電力使用制限令が解除後とは思えなかった。

 昨日のブログをご覧頂いたでしょうか、今日は陸上競技場で例年行われる「岩沼市長杯」の開催がありました。この大会は岩沼市内だけのローカルな大会です。

 たまに近隣の市町民がオープン参加と言うことで参加しますが、ごくわずかでした。今回は石巻市内のスポーツ少年団8団体に大挙して参戦していただいた。

2011

 参加人数は大会始まって以来の人数ではないかと思います。プログラム名簿から数えると600人を超えるが、1人2種目迄参加可能もあり400人くらいと思う。

 未就学児から一般まで参加したが一般は2人と少なく、ほとんどが小中高生で占めています。市内の中学校はテストと重なったこともあり西中が多く、岩中が若干参加しただけでした。

 震災で壊滅的な被害をこうむった石巻市内のスポーツ少年団8団体は、競技施設も震災の影響で記録会すら開くことが出来ません。この大会にオープン参加という形でも子供達のためバスをチャーターし親子で岩沼に来ていただきました。

 指導者からは震災で満足な練習が出来なくとも、今年の記録を残してやりたいと考え岩沼に来たとも聴きました。少年団関係の県大会は施設の改修もあり中止です。

 オープンでも一緒に走るのでお互いの成績が分かる。石巻は元々陸上競技の盛んなところで有能な選手をたくさん輩出しています。昔は石巻勢に歯が立たなかったが、なんとか背中が見えたところです。

 練習環境に恵まれなくても廻りは応援し続けることが、本来の教育ではないかと言うことを地でいっている、ことを教わった気がしました。どこかの市長みたいに「お金が無い」とか、「市外の人が使うのに負担しなければならない」とか

 施設があるからこそ、良い勉強の機会に恵まれる。


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