すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

水害から脱却できるか

2011年09月24日 | 市政・市制・市勢

 台風15号が過ぎても台風一過らしからぬ天気が続き、昨日も晴れたがそれにも増して晴れた実感の今日一日です。(晴れると気分もスッキリ、楽天は連敗脱出!)

 昨日(9/23)は亘理名取共立衛生処理組合の議会が開催されました。2市2町の首長4人が一堂に会することは難しいし、各議会から選出された議員も議会開会中で時間の都合が合わないため休日の議会でした。

 議案の中身は津波で被災した山元町にある焼却施設の復旧契約に同意することです。当初は18億円程度かかるようでしたが、うち焼却炉本体は14億円で来年8月末まで復旧する見通しです。

 「津波の水害」と「台風の水害」では多少違うと思うが、毎年のように襲ってくる台風の水害から岩沼は脱却できるだろうか。結論を言いますと今のままでは毎年のように被害があり震災でさらに被害は拡大している。

 水害に対し抜本的な対策を実施しなければなりません。私の考える抜本的な対策は、昔宮城県が考えた赤井江から直接海に排水しようとした、新設の排水機場を建設することです。

 しかし、県がその案を行うとしても期間は10年余り要すると考えます。その間、どうすればよいかです。その期間は阿武隈川に直接排水する押分排水機場の利活用してはどうだろうか。

 既存の設備を活用することで費用も安く早く対応が出来、今後10年余りの被害を最小限に食止めることが出来ると考えます。これで万全とは言えないが焼却施設のような多額にはなりません。

 押分排水機場はポンプの口径が3mと巨大なため、五間堀川の水位がある程度高くならないと運転できないのはポンプが大きすぎるためです。それを解消するには小さなポンプを設置することが対策の一つです。

 五間堀川の水位を下げることは街中を走る支流(丸沼堀、内矢来堀、外矢来堀)の水位も下げることが出来る。小さなポンプでは約2mも運転水位が下がり、早期に運転でき排水作業が出来るのです。他にもありますが

 何もしないでまた水害があればそれは天災、人災?

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする