すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

審査は理解するまで、

2011年09月20日 | ブログ

 台風15号は沖縄付近をゆっくりとしたスピードで且つ、勢力を増しながら偏西風に乗り日本付近を通り過ぎようとしている。中心の気圧は950ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は40m、最大瞬間風速は60m。

 この影響で西日本では時間最大50ミリの非常に厳しい雨が降っているし、局地的には80ミリを超えるところもあります。岩沼で時間最大50ミリの豪雨となれば、主要道路が冠水する恐れもあります。

 震災の影響で地盤が沈下したところや排水路の復旧が不完全なヶ所など、東部地区のみならず市内のアチコチで、また被害の無かったヶ所も注意が必要です。

 決算審査特別委員会2日目に病欠後出席となりました。総務は最も大切な「歳入」が唯一審議される委員会です。それが初日に病欠とは情け無いが、本日の注目は防災課だったかな。

 整備されたばかりの「災害情報伝達・収集体制整備事業」は翌年度繰り越しが8000万円弱もありました。平成22年度中に発注され年度内に工事が完了する総額1億2000万円もする事業です。

 内容は通信のデジタル化に伴い防災無線などを更新することがメインです。車載機器や各支所との固定機器を設置するものです。その中に屋外スピーカを市内2ヶ所に新設し、内1ヶ所が津波に遭った。

 被害にあった施設が支払いの対象になるのか分かりませんでした。担当者は震災日までに建設されていたのを確認しています。しかし、3月末は震災対応で検査など出来ないから支払いをどうしたか知りたかったのです。

 結果としては検査が出来なくとも40%を前払い対象にし、平成22年度は支払ってました。残りは6月まで工期を延期し平成23年度分に分割することで8000万円弱が翌年度繰り越しになっている。

 また、宮城県から公共工事が震災で被害にあった場合は、検査が出来ていなくても工事が完了したと見られるものや証拠(写真など)があれば支払うに応ずるよう指導が来ていたそうです。(分からないものですね)理解するまで時間は掛かったが、お陰で他の委員も理解できた。

 知らない時は、聴くは一時の恥・聴かぬは一生の恥。


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