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震災後、初の一般質問

2011年09月06日 | 市政・市制・市勢

 東日本大震災からまもなく半年が経とうとしている。岩沼市議会は震災後、3月14日の3月議会を除くと初の議会一般質問が議会で開催されましたます。議員全員協議会は何度も開かれたが、議会と議員全員協議会とは中身も重みも違うのです。(他市町は6月に議会を開会しています)

 議員全員協議会とは一般質問は無く、質疑は一人3回ルールが適用されるのです。3回ルールとは複数(一回の質問で10問でも20問でも可)の質問を3回までしかできません。

 3回過ぎると基本的には質問出ません。議事進行で発言を認めて貰っても前回質問の確認程度です。また、質問の中身は前段で市長が述べたテーマに絞られます。つまり、大震災などのテーマ以外は質問できません。

 一般質問は限られた時間の中で、あらかじめ通告しているものなら何度でも質問や確認が出来ます。質問内容は市政のあらゆることに幅広くできますから市政に関し質すことが出来るのです。3回ルールでは質問に対し答弁が曖昧にされがちなのです。

 震災後の3月14日は3月議会の終盤で議決事項が迫っており、14・15の両日に予定されておりました。震災の影響で短時間のうちに終了せざるをえませんでした。

 半年ぶりに行われる一般質問を前に、開会した議会は市長が『市政報告並びに提案理由書』を読み上げます。時間にしておよそ30分、文字は大きいもののA4版で22ページ有りますから結構長いですね。でも、今回は少し短かった。

 開会からわずか45分で本日の議会は閉会です。各議員は今日の市政報告を聞いて疑問に思ったことや、今まで調べておいた案件について一般質問します。

 事前の通告は明日(9/7)の10時までと決まっていますから、原稿を作成し提出しなければなりません。最初の一般質問は緊張しっぱなしでしたがあれから4年、今までに満足と思える質問はこれまでにありません。

 重みが違う議会だからこそ、慣れる方が怖いです。

 青文字は追記したものです。

 タイトル:『震災後、初の議会開会』⇒現タイトルへ変更

コメント (3)
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