湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

まぁよしとしよう。ブエルタは観れなかったけど

2007年09月10日 | 日常生活


 昨日はブエルタを観戦するために実家に帰ったはずなのに、放送がはじまって10分くらいで軽い眠気がやってきて、20分もたった頃には白戸さんと菊田さんの解説に辛うじて耳を傾けてはいるものの目はほとんど閉じた状態になり、30分ほどたったところで遂に諦めてふらふらしながらテレビの前を離れた。いったい何のために実家に帰ったのだ・・・。

 しかし最近父親がやたら心配気味でなにかと電話をかけてきて「元気にしてるか?たまには顔を出せ」と言われたりしていたのでこんなふうに顔を出せただけでもまぁ良かったのだろう。実家に帰ると父はやたら上機嫌に酔っ払っていた。鎌倉で姉夫婦と食事をしてきてさっき帰ってきたとのことだった。酔った父親は酒嫌いの母親とどうでもいい口論をしながらケーブルテレビの囲碁チャンネルを観たりしていた。僕はその横で新聞を読みながらストレッチをしていた。時折口論が過熱してハラハラしたりもしたのだが、「まいったな」と思っているといつの間にかしっかり囲碁の戦局の話になっていたのでなんとなく心のなかで笑ってしまった。



 今朝は5時半頃に起きて、両親が毎朝飲むという小松菜と大豆と黒酢とバナナとヨーグルトと牛乳をミキサーしたジュースをコップに一杯飲ませてもらってから帰宅。腕には昨日買った半額弁当と天ぷら盛り合わせをぶらさげて。



 海岸線はあいかわらず少し湿気の多い風が吹いていた。 



 途中で海岸線を離れてからは江ノ電と並走。



 ブエルタのせっかくの山岳ステージを見逃したのは残念だったけれども、無駄に実家を帰ったおかげで今朝も気持ち良く朝の自転車を楽しめたからよしとしておこう。週間天気予報では今週はあまりパッとしない天気が続くようだから、乗れるときに少しでも乗っておいたほうがカロリー消費という点においても精神衛生上も良さそうですしね。

今夜はブエルタを観るために

2007年09月09日 | 日常生活
 実家にやってきています。せっかく実家に帰るのだから夕飯を食べさせてもらおうと思って部屋を出る前に電話をしたところ、「お前に食わせる飯などない」と言われてしまったので、仕方なく冷蔵庫にあったブリの切り身を塩焼きにして、冷凍してあったご飯をレンジでチンして納豆と生卵と昆布の佃煮と一緒に食べました。ブリは遅くとも明日中には食べないとまずかったし、一応体重を気にしはじめたりもしているのでこれはこれで全然構わないのですが、食べるものが何もないと言われたときは結構悲しかったです。今日の放映がPLUSではないこと、さらに今夜は山岳ステージということを知って急に実家に帰ろうと決めた自分が悪いといえば悪いのですが。

 でも部屋を出る前に食事をすませたにもかかわらず、途中で寄ったスーパーでおつとめ品のお弁当と天ぷらの盛り合わせを買ってしまったのはわれながらどうかと思ってしまいました。あいかわらず“半額!”とかに弱い自分が情けないです。一応軽めとはいえ夕飯食べたあとにこんなの食べちゃったら全然駄目でしょうに。でもさすがに僕もそこまでは愚かじゃないです。というか66kgって僕的にはかなりショックな数字だったので、このおつとめ品は明日の朝食に頂くことにします。なにせ朝食もないって言われてますんで。

 とこんなどうでも良いことを書いていたらすっかり放映開始時間になってしまいました。なんだかとっても中途半端な気がしますが、一応今夜の実家訪問の目的はブログの更新ではなくブエルタの観戦なのでそちらを優先することにします。途中補給したりせず選手たちと一緒に完走できたらと思います。

 それでは。

大崎公園まで朝ポタ

2007年09月08日 | 自転車生活
 昨夜の軽い走りがとても気持ちよかったのと、やはり体重が気になるので今日は大崎公園まで朝ポタ。



 走れる時間が少ないとついつい出かけるのが面倒になってしまう。しっかり走らないといけないと思ったりするとついつい自転車に乗るのが億劫になってしまう。でも短い時間でも、そんなに頑張って走らなくても、ただ自転車を走らせているだけで楽しめる乗り方もあるんだよなぁといったことを昨夜少し思い出した。



 大崎公園からは期待していたようなすっきりとした景色は望めなかった。



 でもやはり、この公園はいつ来ても気持ち良い。こんなに気持ち良い公園なのに、そんなに人気がないのがこの公園の魅力なのかもしれない。



 往路はR134から秘密の近道で公園まで上ったのだけれども、帰りはちゃんと逗子マリーナ経由で。



 ほとんど頑張ることなく、1時間でこういう走りが出来るのってやっぱり贅沢なんだと思う。あまり面倒くさがらずにこんな感じの自転車ももっと楽しむようにしよっと。

うぅ・・・体重

2007年09月07日 | 日常生活
 本日久々に体重計にのったら目盛が66kgを指した。いくら自転車を趣味にしていて普通の人より体重の増減が気にかかるといっても、一応男としてあまり体重の増減に一喜一憂する素振りは見せたくない(と言いつつこれまで結構体重を話題にしたりもしているけれど)。でも今日は正直我が目を疑ったし、66kgという体重を受け入れるまでに数分はかかったと思う。そしてその結果あまりしたくない体重の話をしている。つまりかなりショックだったのだと思う。

 このブログをはじめて一番重かったときの体重が多分64kgくらい。直江津で計ったときが61kg。そして今日が66kg。66kgにまで体重が増えたのはいつ以来だろうか?というか、直江津からまだ2週間くらいしかたっていないのにあれから5kgも体重が増えたのか・・・。信じられない。

 でもあらためて考えてみると、






 あまり自転車に乗っていないにもかかわらず、直江津から帰ってきてから確かにやたら飽食していたと思う。直江津まで走ったお祝い気分もあってか、また日本海の海の幸を食べられなかった腹いせか、とにかく確かに結構食べている。その結果の66kg・・・。これはちょっとさすがにまずいかなと思った。食べることが好きなサイクリストって、自転車に乗っていることを免罪符に過食する傾向があるわけだけれども、乗りもせずに自転車を趣味にしているだけでは飽食の免罪符にはできないという当然のことにあらためて気づいた次第。

 というわけで、今夜は少しでも自転車に乗ろうと外で食事をしたあとちょっとだけナイトランをしてきた。お腹がかなりふくれていたので、とりあえずのんびりと海岸線を鎌倉あたりまでと思っていたのだけれども、



 海岸線に出たらやたらもわっとした湿気が強く、 



 結局内陸を走った。極楽寺から長谷、長谷からは大仏坂を越えてそれからモノレールの線路下の結構きついアップダウンを走った。モノレール下のアップダンではかなり息があがったけれども、久し振りの夜のご近所徘徊は気持ち良かった。台風の影響で雨が降った日、乗りたいのに乗れない悔しさを少し味わっただけに、こんな17km程度の夜ポタでも乗りたいときに乗れるって嬉しいものだと思ったりした。

 17km程度ではあまり減量には効果がないとは思うけれど、増量に少しでも歯止めをきかせるために、別に頑張ったりしなくもいいからこれからは乗れるときは少しでも乗ることにしよう。あとはやはり食べる量を少し減らさないと・・・。やっぱり体重って気になるし(笑)

乗りたくなったときに・・・、『クローズド・ノート』

2007年09月05日 | 日常生活
 逢いたくなったときに君はここにいない
 乗りたくなったときに君はここに・・・

 じゃなくて乗りたくなったときのこの天気。人様のブログにちょっぴり刺激を受けて、短い時間でも自転車に乗りたいと思ったのだけれども、いつバケツをひっくり返したような雨が降るかわからないような今日のような天気ではさすがに出かける気にならない(というか、ほとんど雨降っていたわけですし)。残念、無念。しかし今日の雨はすごかったと思う。まるで雲の上で、ホントに誰かが巨大なバケツをひっくり返しているかのような激しさと気まぐれさだったような気がする。僕だってときどき気まぐれに機嫌が悪くなったりするわけだし、不安になったりするわけだから、雲の上の誰かがたまにそんな気分になったって全然おかしくない。と思う。多分。

 junさんのブログで紹介されていた雫井脩介の『クローズド・ノート』をようやく読了。なんというかとっても女の子女の子してる主人公の素直なところが僕にはちょっぴりきつかったりもしたのだけれども、“最後に泣かされる”というのを期待して頑張って最後まで読んだ。で、しっかり泣かされました、はい。前々からわかっていましたが、僕もしっかり涙腺ゆるいようです。ゆるゆるでございます。

 この小説を読んで僕も万年筆が欲しくなった。僕は悪筆なので手書きには臆する気持ちがあるのだけど、道具としての万年筆にはちょっぴり興味を持った。今度実家に行ったら使ってない万年筆をとりあえず借りてこようかなと思った。

 それからこの小説を読んで、僕はやっぱり恋愛とかについてよくわかってないんだなぁと思った。「いきなり告白されたってそれは相手がびっくりしちゃうだけだよ。だから告白する前は日常の端々で相手に気があるんだってことを押したり引いたりしながら伝えていかなきゃ。そうしなきゃ相手の気持ちに火がつかないよ」といったことが書いてあったのだけれども、そんなこと僕は今までまったく考えたことがなかった。だから相手の気持ちに火をつけてやろうと思って、そういう駆け引きをすることもあるんだぁとちょっとびっくりした。う~む。僕なんて単純だから、そんなことをされたら簡単に燃え上がって炎上してしまうかもしれない。っていうか、でもそういうのって頭で考えてする駆け引きなんですかね?好きな気持ちを少しでも伝えたいと思って、でも恥ずかしかったり自信がなかったりしてストレートには伝えられずに結果的に押したり引いたりといった感じになってしまうといったところがホントのところだと僕は思うのだけど。でもこういうのに長けた人も確かにいるよなぁ。まぁ、どうでもいいんだけど。

 あとこの小説を読んで僕が悔しいと思ったこと。それは終わりが近づくまで仕掛けに気づかなかったこと。そうなんだろうなぁとは思っていたのだけれども、バレバレなそのキーワードに気づいたのはかなり物語が終盤になってからだった。なあんだ、やっぱりそうじゃん!ってそこでようやく確信を持ったのだけど、これって普通はもっと早く気づくよなぁ。なんかとても悔しかった。

 ところでこの『クローズド・ノート』って映画化されて今月末から上映されるんですね。数日前に職場の近くの映画館にポスターが張ってあってはじめて知った。なんだ、これ今読んでる本のやつじゃん、と。どうやら映画では僕が苦手に思ったちょっと素直すぎる主人公を沢尻エリカが演じるらしい。僕は沢尻エリカはかなり好きなんだけど。『間宮兄弟』も『バッチギ』も良かったし。う~む、どうしよっかなぁ。観に行っちゃおうかなぁ。知り合いから子ども料金(千円)で観れる割引券をつい先日もらったばかりだしなぁ。う~む・・・

 と映画を観るか観ないかは結構悩んだりするんだけど、もし沢尻エリカが押したり引いたりの駆け引きなんてしてきたり日にゃ、“一気に炎上”することだけは間違いないですね。悩まず、迷わず・・・ってアホかって感じですね。

ロールス

2007年09月04日 | 自転車生活
 前日の不毛ななるしま往復ランでやはりブルックスのチームプロは僕のお尻に合わないことを痛感した。レーパンではなくナイロンの薄っぺらいショートパンツで走ったということもあるのかもしれないけれども、やはりかなりお尻が痛くなってしまった。そんなわけでお尻が痛くなったり、尿道が痛くなったりとなんだか散々のこの革サドルの進退についていよいよ真剣に考える必要を感じてしまった。

 ただ進退について考える際に問題になるのが次にどんなサドルを選ぶかということ。アリオネはLEMONDで使っていてとくに問題を感じたことがないので、ブリヂストン号用にもうひとつ購入するのも悪くないとは思ったものの、やはり同じサドルを使うのは面白くないよなぁということで却下。この際軽量でいかにもレーシィな雰囲気のタイプのものを使ってみるのもいいかと少し色気が出たりもしたのだけれども、やはりそういうのはちょっとブリヂストン号には似合わないよなぁとこちらも却下。さて、どうしよう?いずれにせよこのままチームプロを使い続けるのは気持ち的に限界だし・・・

 と悩んでいたときに思い出したのが以前ヤフオクで確か1000円くらいで落札したままそのまま一度も使うことなく押入れにしまっていたサンマルコのロールスだった。本当はこれまた部屋で眠り続けている中古のクロモリ・ロードフレーム用に落札したサドルだったのだけれども、そちらの完成の目途は現時点でまったくたっていないので、それだったらまぁ試しにこれを使ってみるのもいいかと思ったのだ。黄色いフレームに茶色のサドルってちょっとカラーリング的にどうだろう?とも思ったりもしたのだけど。

 さて、さっそく通勤で使ってみたロールスですが、うん、これ悪くないです。ロールスってちょっと見た目が仰々しい感じがして僕はターボのほうが好きだったんだけれども、さすが一時期ヨーロッパのプロ選手に圧倒的に支持されていただけある。アリオネのようにしっかりとお尻がフィットするという感覚はあまりなく、若干お尻の位置が決まりにくい印象もあるのだけど、少し乗っているうちに不思議と良い感じにお尻に馴染んでいる。とにかく、なんだか楽しいフィット感覚なので一度100kmくらい走ってみてそれで問題がなければこのままこのロールスを使い続けてみようかなと今思ったりしてる。

 昔はいまひとつ良い印象を持っていなかったロールス。でもあれから時間がたってやっぱり結構格好良いかもと思えるようになったロールス。でもってまたがってみたらなかなか楽しい乗り心地だったロールス。食わず嫌いとはちょっと違うかもしれないけれども、昔はわからなかった定番パーツの魅力にこうやって気づくことができたことがなんだか嬉しい。うまく説明できないけど、とにかくお尻でロールスの感触を味わいながらなんだか不思議と嬉しい気持ちになったのだった。


久々に多摩川を越えたのだが

2007年09月03日 | 自転車生活


 本日、久し振りに自転車で多摩川を越えた。



 目的は三田にあるラーメン二郎本店。

 ・・・というのは嘘で、二郎にはせっかく近くまで行くのだからと久し振りに寄っただけだった。それに三田の二郎で食べるのであれば、学生が休みの今の時期が一番だし。

 関内のある意味洗練された二郎を食べなれた僕にとって、久し振りの三田の二郎は懐かしくも強烈に感じられた。それひとつで他店のチューシュー麺分くらいのボリュームがあるんじゃないかと思われるような煮豚がいくつか入っていたりしたのには圧倒されてしまった。すべてを食べ終えたときはいつも同様、もうしばらくは絶対に二郎には行かないぞ!と思った。ま、どうせすぐにまた行っちゃうんだろうけど。 



 さて久々に多摩川を越えた本当の目的はこちら。なるしまフレンドで売っている2枚で5500円くらいのレーパンを買うためだった。パールイズミを中心に今までいくつかレーパンをはいてきたわけだけれども、一番自分に合ったのがなるしまで売っていたこの安価なレーパンだったのだ。ただ6月30日の神奈川グランフォンドで転倒した際に2枚持っていたうちの1枚を駄目にしてしまった。それ以来残った1枚と普段はあまりはかないパールイズミのレーパンその他で使いまわしてきたのだけれども、やはりパールのはちょっと自分には合わず、それで買い足しのためにわざわざここまでやって来たのだ。

 がしかし、到着してみると目当てのレーパンが見当たらない。おかしいなと思って店員さんに訊ねてみると、結構人気商品のようで在庫切れとのこと。でもって、次の入荷もいつになるかわからないとのこと。あぁ、なんてこった。「次は電話で在庫を確認してから来て下さいね~」と爽やかな笑顔で言う店員さんに、「そうしますね」とひきつった笑顔で返事をしたのだった。



 久々に都内を走ってすっかり疲れてしまったけれども、自転車で行ってしまったわけだから当然帰りも自転車で帰った。往復約110km。なぜか丹沢の林道を中心に同じような距離を走るよりも疲れた。

 ただこんなふうに無駄足を踏んでも、まぁ距離稼げたからいいかとそんなに残念に思わない自分はやはりどこかがおかしいのだと思う。でも次は電話で在庫確認をして、店には足を運ばずに送ってもらうつもりだけど・・・。

直江津御礼1週間

2007年09月02日 | 日常生活
 直江津から帰ってきてからの1週間。直江津のエントリーが完成する前も、完成したあとも、毎日普段よりかなり多いアクセスを頂きました。そしてそれはいまだに続いていたりするわけで、2007年直江津集合!に関心を持ってくださった方がいかに多いのかを実感していたりします。ありがとうございます。

 去年と比較して直江津前の走りこみが足りなかったからか今年は帰ってきてからなかなか疲れが抜けません。太腿の筋肉は1週間近くたったいまでもだるさが残っていますし、体全体もいまだに重かったりします。帰ってきてからあまりしっかりと体を休めることができなかった影響もあるんだろうと思います。焦らず休息をとってしっかりと復活してから、少しずつ走る量を増やしていきたいところです。今回のようなロングはともかく、秋には走りたいコースがいくつかあったりするわけだから。

 さて、走り終えた直後は「来年はもういいかなぁ」とちょっぴり思った直江津ですが、少し時間がたって“この直江津ランだけは毎年走ってもいいかなぁ”という気持ちになってきました。なにをあたり前のことを、と言われてしまうような気もしますが、しっかりとそういう気持ちが生まれてきたのはやはり嬉しいことだったりします。

 というわけで、来年も直江津集合!ができたらいいなとあらためて思っている次第。今年走りたくても走れなかった人。来年はぜひ走ってみよう、走ってやると思っている人。そんな方々とまた夏の終わりに日本海に沈む夕陽を眺めることができたらなぁと思っております。

 来年も日本海に沈む夕陽を見ながら乾杯できるよう僕も頑張ろう!