湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

どうせ回すなら

2011年04月01日 | 自転車生活
 気持ちが空回ってばかりいるような気がしていた。被災していない自分が落ち込んでいても仕方ない。だからいつも通りの生活を心掛ける。でも新聞を読んだり、テレビを観ると、揺り戻しのようにがくんといっそうショックを受けたりする。何かをしたい、しなくてはと思う。しかし実際できるのは、節電や寄付くらいだったりする。罪悪感、自己嫌悪、焦燥などが空転し、必要以上に動揺してしまったりもした。

 ひどく深刻な事態が実際起こっているのだから、そういう気持ちになるのも当然なのだろう。だから、そのことに必要以上に動揺する必要はない。心を空回りさせる必要はない。被災地の人たちも前向きに頑張っている人が多いわけだし。どうせ回すなら、やっぱりペダルやタイヤだよ。こじつけではなく、いやこじつけかもしれないけれども、そんなことをあらためて思ったりした。

 もっとも僕の場合は、普段からペダルやタイヤを回す足が重かったりもするのですが・・・

 まぁ、でもそう思った翌日の休みくらいはと、



 今朝はまず1時間ほどMTB。



 うまい人なら乗れるとは思うのだけれども、僕はまだクリアしたことのない上りを今日は5回ほどチャレンジ。足にも心臓にもそこそこ負荷がかかるので、普段は足つきしたらそのまま押し、再チャレンジするとしてもだいたい1回なのだけれども、今日は少しムキになった。でも結局、全然駄目。今シーズン一度だけかなり惜しいのがあって、この感覚を忘れなければ近いうちにクリアできるだろうと思ったのだけれども、MTBに乗る頻度が少なくなっていくことを考えると、今シーズン中(だいたい5月頃まで?)のクリアは無理かもしれない。体重移動、最適なギア、ラインなどがさっぱりわからない。でもここは上達すれば絶対に乗れるはず。惜しかったときは、今日のラインで「いける!」と思ったのだけれども、今日は全然そんな気がしなかった。悔しい。



 今日はまったく人の気配がなく、実際誰にも会わなかったのでいつもより少しスピードをあげた。久しく忘れていた爽快感を味わった。ま、僕の場合もともとが里山ポタ的な乗り方だったりするので、スピードあげたと言ってもそれなりですが。



 さて、帰宅後しばらく家で過ごし、11時半頃に今度はランドナーで出動。この公園に来るのは久し振り。いつ以来だろう?



 桜はまだだったけれども、今日は天気最高!風もなく穏やかでものすごぉく気持ち良かった。


ピントが・・・



 そんなわけで、考えていた時間よりぼんやりと長居してしまった。ほんとうに、ほんとうに、気持ち良かった。



 帰りは小坪で昼食。わらさのカマ焼きとブリの刺身。相変わらずのすごい量だった。この半分くらいでちょうど良いと思いつつ、しっかり完食。充実の昼ポタだった。

 

 さて、今日はさらに夕方、今度はLeMondで出動。ゆっくりペースで、北側から国際村を2本上った。もう富士山は見えなかったけれども、景色はやはりきれいだった。デジカメを忘れたのが残念だった。

 本日の走行距離、多分合計で50km弱くらい。朝練、昼休みの練習、放課後の練習みたいな感じで自転車を楽しんだ。ま、それはそれで結構疲れるんですけど、いい感じで気持ちを切りかえられました!